スキーをするときは、防寒対策としてはもちろん、さまざまな観点からフェイスマスクで顔を覆うのがおすすめです。
今回は、スキー用フェイスマスクの種類や選び方をはじめ、フェイスマスクを取り扱う人気ブランドを紹介します。
スキー用フェイスマスクはなぜ必要?
スキーをするときは、ヘルメットや帽子、ゴーグルはもちろん、フェイスマスクもそろえておくと役立ちます。
まずは、スキー用フェイスマスクの必要性について説明します。
防寒対策
スキー用フェイスマスクを着用する一番の目的は、防寒対策です。
フェイスマスクを着用せずにスキーをすると、雪や冷たい空気で口元がピリッとしたり、乾燥しやすくなります。
また、スキーの走行中は風が顔に当たるため、気温が高い日でも体感温度が下がり、寒さを感じやすくなることもあります。
フェイスマスクで口元を覆うことで保温性が高まり、快適にスキーを楽しめるでしょう。
紫外線・雪焼け対策
雪に覆われているゲレンデは、紫外線を反射しやすい環境だと言われています。
雪の紫外線反射率は、アスファルトの反射率と比べて高いため、フェイスマスクをせずにスキーをしていると、いわゆる雪焼けと呼ばれる日焼けをしてしまうことがあるでしょう。
そのため、スキーウェアや帽子、ゴーグルで覆えない口元はスキー用フェイスマスクによる紫外線対策がおすすめです。
春スキーでは花粉対策
スキーは真冬だけでなく、春先まで楽しめるスポーツです。
春スキーは、人によって花粉症の症状が出てくる季節でもありますが、スキー用フェイスマスクがあれば花粉対策にもなります。
飛沫エチケット
新型コロナウイルス感染症の流行により、これまで以上にくしゃみや咳による飛沫に敏感になる人が増えました。
スキー用フェイスマスクは口元をしっかりと覆うことができるため、飛沫エチケットとしても役立ちます。
スキー用フェイスマスクにはどんな種類がある?
スキー用フェイスマスクと一口に言っても、さまざまな種類があります。
ここからは、どんな種類のフェイスマスクがあるのか、それぞれの特徴を紹介します。
ネックウォーマータイプ
ネックウォーマータイプのフェイスマスクは、口元を覆うフェイスマスクと首元を保温するネックウォーマーが1つになったアイテムです。
上半分のマスク部分は呼吸口が付いていたり、通気性に優れていたりと呼吸しやすい作りになっているものもあります。
ネックチューブタイプ
ネックチューブタイプのフェイスマスクは、薄手で伸縮性のある生地を使用したチューブ状のアイテムです。
ネックウォーマーほどの保温性はありませんが、鼻から首までカバーでき、シーズンを通して着用できます。
耳かけタイプ
耳かけタイプのスキー用フェイスマスクは、一般的なマスクで使われる細い耳かけひもではなく太いループになっているものが多く、長時間着用しても耳の後ろが痛くなりにくいのが特徴です。
耳かけ部分の長さを調整できるアジャスターが付いており、ズレにくく工夫されているアイテムもあります。
ベルクロタイプ
ベルクロとは、いわゆるマジックテープのことを指します。
ベルクロタイプのスキー用フェイスマスクは、顔の下半分を覆ってから頭の後ろで留めるものが多く、顔のサイズにフィットするように調整もできるためズレにくいのが特徴です。
また、鏡で確認しなくても簡単に着脱できる点も便利なポイントです。
フードウォーマータイプ
フードウォーマーは、ネックウォーマーにフードが付いたタイプのアイテムです。
フェイスマスクとして使用しつつ、スキーウェアと合わせてファッショナブルな着こなしもできるため、防寒対策をしながらおしゃれも楽しみたい人におすすめです。
バンダナタイプ
バンダナタイプのフェイスマスクは、バンダナを顔に巻いているようなデザインのアイテムです。
三角の二辺を頭の後ろで結んで使用しますが、耳にかけるゴムが付いていてズレにくくなっているものもあります。
耳にかけるゴムがない商品の場合は、ゴーグルのゴムに挟み込むとズレにくくなるでしょう。
バラクラバ
バラクラバとは、いわゆる目出し帽のことです。
フェイスマスクではありませんが、頭から首元まですっぽりと覆い隠せるためフェイスマスクとして代用できるのが特徴です。
目元もゴーグルを着けることで、顔全体を外気から保護することができます。
ネックウォーマー
ネックウォーマーは首元を保温して、外気をウェアの中に侵入させないようにする防寒アイテムです。
本来は首を温めるものでフェイスマスクではありませんが、生地を口元まで持ち上げるとフェイスマスクとしても使用できます。
顔を覆う必要がないときは首元に下ろすことで本来の首元を温めるアイテムになるため、荷物にならず便利に使えるでしょう。
スキー用フェイスマスクの選び方
スキー用フェイスマスクを選ぶときは、まず機能性に注目しましょう。
保温性の高さはもちろん、ストレッチ性はあるか、適度な通気性があり息苦しくないかなど、着用したままスキーをしても快適に楽しめるかという点に注目して選ぶのがおすすめです。
また、デザインや柄の種類も豊富なので、スキーウェアやニット帽、ゴーグルなど、ほかのアイテムとの組み合わせを考えながら、ファッションアイテムの一つとして、見た目のおしゃれさも重視して選びましょう。
スキーをする際に着用したいフェイスマスクを取り扱う人気ブランドは?
フェイスマスクを探すときは、ぜひ人気のスポーツブランドをチェックしてみてください。
機能性はもちろん、デザイン性にも富んだアイテムが豊富にそろっているため、スキー以外でも幅広く使えるフェイスマスクが見つかるでしょう。
DESCENTE(デサント)

日本で誕生したスポーツブランドのデサントは、スキーをはじめ野球やバレーボールなど、さまざまなスポーツ用品を取り扱っています。
機能性の高さからプロも愛用するウェアや小物が多数そろっており、幅広いスポーツ愛好家のファンのいるブランドです。
デサントでは、抗菌・抗ウイルス加工のクレンゼ素材を起用したフェイスガードのほかに、フェイスマスクとして使用できるバラクラバの取り扱いがあります。
保温性に優れており、寒いゲレンデでも快適に過ごせるでしょう。
le coq sportif(ルコックスポルティフ)

ルコックスポルティフはフランスで誕生したスポーツブランドで、ファッショナブルなデザイン性と優れた機能性で、世界中のユーザーに愛されています。
ルコックスポルティフでも、抗菌・抗ウイルス加工を施したクレンゼ素材のフェイスマスクを取り扱っています。
口元が立体構造になっているため呼吸もしやすく、さまざまなシーンで使用できるでしょう。
機能性の高いスキー用フェイスマスクは人気ブランドで選ぼう
スキーをするときは、防寒対策はもちろん紫外線対策としてもフェイスマスクを着用するのがおすすめです。
保温性の高さはもちろん重要ですが、ゴーグルが曇らないか、息苦しくならないかなど、さまざまな機能性に注目して選びましょう。
今回紹介したブランドのフェイスマスクは、機能性に優れているのはもちろん、デザイン性も高く、スキー以外のさまざまなシーンでも活用できるので、ぜひチェックしてみてください。