暑い真夏のゴルフ。日差しの強い日中、屋外を回るゴルフは開放的で気分も良いスポーツですが、気になるのが「熱中症」と「日焼け」です。
気温が40℃を超えるときは暑さ対策が必要不可欠です。日焼け対策もうっかり忘れると肌が赤くなってヒリヒリしたり、半袖焼けしたりと良いことがありません。
この記事では、日焼け対策におすすめのゴルフウェアコーディネート、アイテムを紹介していきます。
夏のゴルフは熱中症と日焼けに注意
まずは夏の運動で注意が必要な熱中症と日焼けについて、それぞれの予防策をチェックしてみましょう。
熱中症を予防するには
熱中症はめまいや立ちくらみといった初期症状から始まりますが、放っておくとすぐに重症化し、全身の倦怠感に頭痛や嘔吐、更に意識障害や熱射病を引き起こして死に至る可能性もある、大変危険な症状です。
予防法としては、前日に十分な睡眠を取ること、当日は水分と塩分をこまめに補給し、少しでもめまいや立ちくらみといった初期症状が現れたら、涼しい場所に移動することです。体にこもった熱を放出するために、体を冷やすことも重要です。
飲み物は水分しか取れない水やお茶ではなく、塩分が取れるスポーツドリンクを用意しましょう。凍らせて持っていけば、体に当てて冷やすことができるので便利です。保冷剤やクーラーバッグがあるとなお良いでしょう。
日焼けも思った以上に体力を消耗するので、日焼け止めを塗るなどの日焼け対策は、紫外線対策にもなります。
日焼けを予防するには
夏のゴルフの日焼け対策には、日焼け止めは必須と言えます。日焼け止めはこまめに塗り直さないと効果が半減するので気を付けましょう。
夏のゴルフには、日傘をぜひ使用しましょう。女性ゴルファーが日傘を差している光景はよく見かけますよね。おすすめは晴雨兼用の日傘で、急な雨もしのげるので1本持っておくと非常に便利です。
しかし、プレー中には日傘を差すことができないシーンもあります。そこで、UVカット機能のあるゴルフウェアを活用しましょう。長袖インナーやアウター、帽子やグローブなど豊富な種類の日焼け予防アイテムが各ブランドから出ていますので、必要に応じて準備することをおすすめします。
夏のレディースゴルフウェアを選ぶポイント
ゴルフを楽しむうえで欠かせないのがゴルフウェアです。ファッション性や機能性に優れたゴルフウェアも数多く販売されています。ここでは、夏のプレーに適したゴルフウェアの機能性について解説します。
速乾性
ゴルフのラウンド経験がある人はご存知かと思いますが、ゴルフはプレー時間が長いスポーツと言われています。
朝早くから出かけ、半分の9ホールを終えた時点で昼食をはさむため、大量の汗をかいたままだと臭いやベタつきが気になります。汗が乾きやすい速乾性を備えたゴルフウェアを選ぶことがポイントです。
吸汗性
速乾性と同じくらい重要なのが吸汗性です。スポーツウェアには、吸汗性と速乾性がセットで備わっている場合も多くあります。
UVケア
長袖のトップスやフルレングスのボトムでも、UVケア仕様のものでなければ紫外線を通して肌にダメージを与えます。ゴルフウェアを購入する際はできるだけ「UVケア機能」の商品を選ぶようにしましょう。
熱中症と日焼け対策におすすめのコーデ
紳士淑女のスポーツであるゴルフは、襟付きのトップスを着る、肌を露出しすぎないといった服装マナーが存在します。マナーを守りつつ、日焼け対策にも有効なゴルフウェアコーデを紹介していきます。
ボトムスのレイヤードスタイル
夏の暑い時期には、スカートやショートパンツ、ワンピースにニーハイソックスなどを合わせてかわいく着こなす女性も多いです。
レギンスはけがや虫刺され予防にもなりますが、レギンスや丈の短いボトムスは着用NGのゴルフ場もあるので、事前にウェブサイトなどをチェックしてルールを把握しておくと安心です。
トップスのレイヤードスタイル
ゴルフウェアはたとえ上質な素材やデザインであっても、Tシャツやタンクトップなど襟のないトップスはマナー違反になります。
夏は半袖やノースリーブの下に長袖インナーを着用して日焼け対策をするのも良いでしょう。インナーは吸汗速乾性やUVカット機能、通気性が備わったものを選びましょう。
シャツに薄手のアウターを合わせる
ラウンド中は動き回るので、気軽に羽織りやすいアウターを選びましょう。軽くて薄手のアウターなら持ち運びの際もかさばらないのでおすすめです。
UVケアできるおすすめゴルフアイテム
ウェア以外にも日焼け対策に役立つ便利なアイテムを紹介します。コース以外のクラブハウス内では帽子やサングラスなどのアイテムは外すのがマナーなので留意しましょう。
サングラス
日焼け対策で用意したいのが、UVカット仕様のサングラスです。
実は、あまり知られていませんが、目から入る紫外線の量は意外と多く、眼球は紫外線によるダメージを受けやすい部位なのです。
日差しの強い屋外でサングラスをせずにいると、角膜が傷ついて目の痛みや異物感が現れることもあります。肌だけでなく目の紫外線対策もしっかりと行いましょう。
キャップ
紫外線対策にはマストアイテムとも言えるキャップ。ゴルフのときにも忘れず着用しましょう。
サファリハットなどでも問題ありませんが、できるだけツバの広いタイプのもののほうがより紫外線を防いでくれるのでおすすめです。
また、キャップはトレンドアイテムとしても人気なので、種類も豊富にそろっています。多くの女性ゴルファーは自分らしいデザインのキャップ選んで、コーディネートのアクセントにしてゴルフファッションを楽しんでいます。
グローブ
ゴルフの際には手の甲の日焼け対策も忘れてはいけません。
ゴルフ用の夏用グローブなら吸汗速乾性に優れ蒸れないように設計されていたり、手首まで隠れるタイプでインナーとグローブの間の日焼けを防いだりするものなど、さまざまな商品が出ています。
グローブを着用することで日焼け対策になります。
ネックカバー
顔や手足以外にも日焼けしやすいのが首元です。ネックカバーや水に濡らして使うネッククーラーを着用すれば首の日焼けと熱中症の予防にもなります。
冷却キャップと同じ原理で、水を含ませ水分が蒸発することで首元を冷却するタイプのものは、より涼しさを感じられるでしょう。首元を冷やすことで、体への負担を軽減する効果もあります。
夏はUVカットのゴルフウェアで熱中症と日焼け対策を忘れずに
今回は、女性ゴルファー必見の日焼け対策について紹介しました。
熱中症も紫外線も100%防ぐことは難しいものですが、しっかりと対策をとることで、肌のダメージも軽減することが可能です。紹介したアイテムのなかから、天候に応じたアイテムを活用してみてください。