スポーツ用品を選ぶポイントの1つに、どのブランドで購入するかが挙げられるでしょう。ブランドにはそれぞれにコンセプトがあり、機能性やデザイン性、こだわりも異なります。
また、スポーツブランドにはいくつかの種類があり、種類によって特徴やどのような人におすすめかも変わってきます。
そこで今回は、そんなスポーツブランドに注目し、どのような種類があるのか、種類別の特徴やおすすめを紹介していきます。
スポーツブランド(メーカー)の種類
人気のスポーツブランドは国内外を問わず数多く存在していますが、いくつかの種類に分類することができます。まずは、スポーツブランド選びのポイントとして、種類別の特徴や人気ブランドを見ていきましょう。
海外発祥のスポーツブランド(メーカー)
スポーツブランドの種類として多いのは、海外発祥のブランドです。
海外発祥のブランドには、日本ではあまり見かけることのない斬新なデザインや鮮やかな色合い、柄ものアイテムなどが豊富に展開されているため、個性的なデザインのスポーツ用品が欲しい人におすすめです。
海外発祥で日本でも人気が高いブランドのなかから、ルコックスポルティフについて紹介します。
le coq sportif(ルコックスポルティフ)

ルコックスポルティフは、フランス発祥のスポーツブランドです。
サイクリングをはじめ、テニスやトレーニングなどさまざまなスポーツに適したアイテムを展開しています。
ウェアやシューズ、小物類はもちろん、バッグやボトル、暑さ・紫外線・防寒対策グッズなどのアクセサリー類もそろいます。
ルコックスポルティフで販売されているアイテムは、フランスを感じさせるデザインやカラーリングと、快適にスポーツを楽しめる着心地や使い心地にこだわって作られています。
機能性を重視するのはもちろん遊び心があるデザインが多いため、スポーツ時だけでなく、タウンユースとしてファッションにスポーツテイストを取り入れたいという人にもおすすめです。
ブランドロゴにはフランスの国鳥であり、ブランド名「ルコック」の意味でもある雄鶏が採用され、ブランドのイメージを象徴する三角の中に雄鶏が描かれたものが使われてきましたが、誕生140年を迎える2022年にロゴのリニューアルが発表されています。
新しいロゴは、三角の枠組みが取り除かれた雄鶏のみのデザインとなります。
この新しいロゴは、これまでの伝統や文化を守りつつ、これまでの枠にとらわれずに洗練されたより良い製品を世に送り出すことが表現されています。
日本のスポーツブランド(メーカー)
より体になじむスポーツウェアやアイテムが欲しいという人は、日本のスポーツブランドをチェックするのがおすすめです。
日本のスポーツブランドは、日本人の体型に合う設計、日本人の好みに合うデザインを意識して作られているため、自分に合ったウェアやアイテムが見つかりやすいのが特徴です。
日本のスポーツブランドのなかでも、特におすすめのブランドを紹介します。
DESCENTE(デサント)

日本で誕生したデサントは、スキーや野球、バレーボール、トレーニングなど、さまざまな種目のスポーツ用品を取り扱っており、展開している商品はスポーツウェアやシューズ、手袋やソックスなどの小物類、バッグ、タオルなどのアクセサリー類まで幅広くそろっています。
デサントは独自の研究施設を持っており、日本人の体型に合うアイテムを開発・販売しているため、使い心地や機能性にこだわりたいという人に向いているブランドと言えるでしょう。
ブランド名である「デサント」とは、フランス語で滑降を意味する単語で、3本の矢印が斜めや下に向かって伸びているロゴも、スキーの直滑降・斜滑降・横滑りを表しています。
スポーツ種目に特化したブランド(メーカー)
スポーツブランドには、ある特定の種目に特化したウェアやアイテムを取り扱う専門性の高いブランドもあります。
スポーツ種目に特化することでより凝縮した研究開発ができるため、実用的な機能開発やデザイン設計が施されているのが特徴です。
さまざまなスポーツを趣味として楽しむのではなく、1つのスポーツをより極めたいという人は、スポーツ種目に特化したブランドを選んでみるのもおすすめです。
arena(アリーナ)

アリーナは、フランスで誕生した水泳などのウォータースポーツに特化したスイムウェアブランドで、水泳界のパラダイムブランドとなること、ウォータースポーツの良さをより多くの人に広めていくことにこだわりを持っています。
また、アスリートが実力を発揮できるように実用的な知識を吸収しながら商品に反映させていくことで、スタイリッシュで機能性に優れたアイテムを作り出しています。
アイテムには、FINA承認モデルの水着やキャップ、ゴーグル、タオルといった水泳用品に加え、トレーニングに適したウェアなどがあります。
FINA承認モデルの水着以外に初心者向けのものもあるため、これから水泳を始めようと思っている人にもおすすめです。
各アイテムには「arena」の文字や、ロゴが随所に施されているなど、デザインやカラーバリエーションが豊富なので、選ぶのが楽しくなるでしょう。
umbro(アンブロ)

アンブロはイングランドのマンチェスターで誕生した、サッカーに特化したフットボールブランドです。
これまでにも、世界各国の強豪チームなどのユニフォームを手掛けてきました。
ひし形が二重になったダブルダイヤモンドのロゴを採用しており、そのロゴが付いていることで品質と信頼性を保証していると認識してもらえるよう、トップレベルのアスリートからの要望を取り入れながら実用性に長けた機能性のアイテムを作り続けています。
サッカーで必須のアイテムであるスパイクや練習着(ウェア)だけでなく、休息時に着用するラフなシャツやジャージなどのウェア、タオルなどのアクセサリー類も取り扱っています。
また、メンズやレディースはもちろん、ジュニアのアイテムも豊富にそろっているため、クラブなどでサッカーに打ち込む子どもにも適したブランドです。
さらに、タウンユースのアイテムも増えてきているため、普段サッカーをやらない人でも日常的にスポーティーコーデとしてアンブロのアイテムを取り入れるのもおすすめです。
さまざまな種目のスポーツウェアを扱うブランド(メーカー)
スポーツや運動を趣味として気軽に始めたいという人や、いろいろなスポーツを幅広く楽しみたいという人には、さまざまな種目のスポーツウェアを扱うブランドがおすすめです。
先ほど紹介した、デサントやルコックスポルティフは、幅広いスポーツに対応したウェアや小物を展開しています。
ウォーキングやランニングを始めたいという人や、スポーツジムでトレーニングをしたいという人、またスポーツウェアをタウンユースに取り入れたいという人にも人気があります。
スポーツブランド(メーカー)で商品を買う方法
スポーツ用品を購入するとき、大型のスポーツ店を覗いても気になるブランドのアイテムが取り扱われていないことがあります。
そこで続いては、今回紹介したブランドの商品を買うにはどんなお店をチェックすれば良いのか、気になるブランドのスポーツウェアやアイテムをスムーズに購入する方法を紹介します。
実店舗で購入する
今回紹介したブランドのうち、デサントとアリーナには、実店舗のブランドショップがあります。
各ブランドのアイテムだけを取り扱ったショップなので、品ぞろえも豊富で欲しいものが見つかる可能性が高いでしょう。
また、ルコックスポルティフ、アンブロを含むすべてのブランドはスポーツ用品店でも取り扱いがあります。
ブランドショップのない地域に住んでいる人は、近くのスポーツ用品店に足を運べば、気になるブランドの商品を購入することができるかもしれません。
オンラインストアで購入する
近くに気になるブランドの取扱店舗がないという人や、スポーツ用品店の営業時間に足を運ぶのが困難という人は、オンラインストアで購入することも可能です。
今回紹介したブランドはすべてオンラインストアでも展開されています。気になる商品を見つけやすく、欲しいと思ったときにすぐ購入できるのはオンラインストアの利点でしょう。
ただし、オンラインストアでは実際のサイズ感を掴みにくいことがあります。
特にウェアやシューズなどジャストサイズのアイテムが必要なときは、1度実店舗で実際に試着してサイズを測ることが望ましいでしょう。
なかでもシューズはフィット感や履き心地が重要になるため、最初の1足を購入するときはできるだけ実店舗に足を運ぶようにしましょう。
お気に入りのスポーツブランド(メーカー)を見つけてアイテムをチェックしてみよう
好きなスポーツブランドでスポーツ用品をそろえることは、モチベーションアップにつながります。
スポーツブランドと一口に言ってもいくつかの種類があるため、自分にはどの種類のブランドが合うのかをイメージしながら、お気に入りのブランドを見つけてみましょう。