レディースセーターの選び方とは?機能性・デザイン性の高いおすすめブランドをチェック

  • 2021年2月15日
  • 2024年2月27日

寒くなると着る機会が増えるセーターには、さまざまな種類があります。
今回は、レディースにおすすめのセーターの選び方や人気のブランドを紹介します。

レディースセーターはどう選ぶ?ニットとの違いを押さえよう!

レディースセーターはどう選ぶ?ニットとの違いを押さえよう!

セーターはニットと呼ばれることもありますが、セーターとニットの意味には違いがあります。

レディースセーターを選ぶ前に、まずはセーターとニットの違いを押さえておきましょう。

セーターとはニット生地で作られた洋服のこと

ニットとは、1本の糸でループを作りながら編んで作った生地のことです。ニットは生地の名称ですが、ニット生地を使って作られた製品のことをニットと呼ぶこともあります。

セーターとは、ニット生地で作られた洋服のことを指します。つまり、セーターもニットの一種です。

ニット生地で作られているものはセーターのほかにも、カーディガンやワンピースなどの洋服、マフラーや手袋、帽子などのファッションアイテムなどがあります。

ポロシャツもニットの一種

ゴルフウェアやテニスウェアなどスポーツウェアとしてよく着用されるポロシャツも、ニットの一種です。ポロシャツの生地は糸でループを作りながら編み込んであるニット生地を使用しています。

セーターとは違う素材の糸を使用していることが多いため、セーターとポロシャツには機能性に違いがあります。

スポーツウェアとして着用されることが多いポロシャツは、吸汗速乾性や通気性の良いもの、UVケア機能が付いているものなどがあります。

レディースセーター(ニット)にはどのような種類がある?

レディースセーター(ニット)にはどのような種類がある?

レディースセーターの種類は、編み目の大きさや編み方などに違いがあります。それぞれの種類の特徴をチェックしましょう。

編み目による種類

ニットでは、1インチ(2.54㎝)のなかにできる編み目の数をゲージという単位で表しており、このゲージの数によって種類が異なります。レディースセーターの編み目の数による違いを見ていきましょう。

ハイゲージニット

ハイゲージニットとは、編み目が細かいセーターのことです。

シンプルな印象が特徴のセーターで見た目はすっきりとしているため、よりエレガントな着こなしができます。
また、カラー展開も豊富なため、レイヤードスタイルを楽しみやすく、おしゃれの幅も広がります。

生地は薄めのものが多いため、季節の変わり目に気軽に着用できるのもポイントです。1枚で着こなすことも、ジャケットに合わせることもできるため、長く活用できるでしょう。

ローゲージニット

ローゲージニットとは、編み目が大きいセーターのことです。

ゆったりとした見た目が特徴で、ざっくりとしたニットとして体型をカバーしたいときに着用されることが多いです。また、生地には厚みがあり、ふんわりと柔らかい印象なため、ゆるふわニットと呼ばれ女性から人気があります。

ローゲージニットは存在感のあるセーターが多いため、すっきりとしたアイテムと合わせるコーディネートがおすすめです。

編み方による種類

レディースセーターは編み目だけでなく、編み方による違いもあります。ここでは、3種類の編み方の違いを紹介します。

ケーブルニット

ケーブルニットとは、1本の縄のような編み目模様が特徴的な厚みのあるセーターのことです。

ゆったりとしたサイズ感で柔らかい雰囲気であるケーブルニットのレディースセーターは、淡いカラーを選ぶとカジュアルでかわいい印象になり、ダークカラーを選ぶとクールで大人っぽい着こなしにできるセーターです。

特徴的な編み目がインパクトとなり、コーディネートの主役になります。

リブニット

リブニットは、縦に凹凸のラインができるような編み方をしたセーターです。体にフィットするようなシルエットが特徴で、体型を縦長に、細く見せてくれる効果も期待できます。

生地は薄めのものが多く、ストレッチ性が高いのもリブニットの特徴の一つです。ジャストサイズで着用することが多いレディースセーターであるため、肌触りや着心地を確認して購入すると良いでしょう。

秋や冬の終わりには、主役としてリブニットのレディースセーター1枚で着こなし、冬にはジャケットなどのインナーとして着ることもできます。

ワッフルニット

ワッフルニットとは、格子状に凹凸ができる編み方をしたセーターのことです。凹凸がお菓子のワッフルの表面のように見えるところから、ワッフルニットと呼ばれています。

厚みが出る編み方で、保温性やストレッチ性があるものも多く、冬におすすめのセーターです。

ワッフルニットは特徴的な編み方であるため、存在感のあるレディースセーターが多く、ベーシックな色でもコーディネートのメインアイテムとして活躍します。

素材による種類

ニット生地の素材はさまざまあり、素材ごとに特徴も異なります。
ここでは、動物繊維・植物繊維・化学繊維に分けて素材による違いを紹介します。

動物繊維

動物繊維とは、動物から取れる天然繊維のことです。セーターによく使用される動物繊維は、ウール・カシミヤ・アンゴラなどです。

羊の毛から作られたウールは保温性が高いのが特徴です。ウールはセーターにもよく使用される素材で、細毛種や長毛種など、ウールの種類によって見た目の印象や風合いが変わります。

カシミヤ山羊の毛から作られるカシミヤや、アンゴラウサギの毛から作られるアンゴラは、肌触りが良いもの、柔らかくて軽いものが多いのが特徴です。

カシミヤは高級品として取り扱われることが多く、プレゼント用のセーターとしても人気の素材です。

アンゴラは柔らかく軽い素材ではありますが、取り扱いがデリケートなため一般的にはウールや化学繊維のアクリルなどと混紡されることが多いです。

植物繊維

植物繊維とは、植物から作られた繊維のことで、綿(コットン)や麻(リネン)などがあります。

綿は、古くから洋服の素材として使用されており、肌触りが良く吸水性に優れているのが特徴です。
そのため、肌着やシャツなど、さまざまな衣類の素材として広く使われています。

素材が綿(コットン)の場合、肌触りが良いなどのメリットがある一方で、縮みやすい、シワになりやすいといったデメリットもあるため注意が必要です。

麻も歴史が古い繊維の一つで、通気性が良いのが特徴です。綿(コットン)と同じくシワになりやすく、保湿性はありませんが、吸湿性と発散性が良いことから夏の洋服によく使用されています。

化学繊維

化学繊維とは、ポリエステル・アクリル・レーヨンなど、人工的に作られた繊維のことです。

アクリルは、保温性が高く、レディースセーターにもよく使用されている素材です。ウールと混紡して使われることもあります。

ポリエステルは、摩擦に強く、水に濡れても強度が変わりにくい素材です。シワになりにくく、縮みにくいという特徴もあります。

レーヨンは、原材料が木材パルプで、吸湿性が高い素材です。独特の光沢を持ち、発色も良い素材ですが、シワになりやすい点もあるため取り扱いには注意が必要です。

ネックの形状による種類

レディースセーターの種類は、ネックの形状の違いもあります。

クルーネック

クルーネックは、丸首タイプのネックです。首元が少し詰まった形で、レディースセーターでは定番の形状です。

首元の開き具合はセーターによって違いがありますが、丸い形のため柔らかく素朴な印象のため、どんなアイテムにも合わせやすいという特徴があります。

1枚で着るだけでなく、下にブラウスを着て襟を出すレイヤードコーデや、ジャケットを羽織って寒さ対策などさまざまな着回しが楽しめるのがポイントです。

Vネック

Vネックは、V字型にカットされたネックです。V字の深さはセーターによって異なり、首元が少し詰まっているものや、胸元までカットされているものなどがあります。

カットの深さによってイメージも変わるため、カットが浅めのV字ネックでクールな印象のコーディネートや、カットが深めのV字ネックにネックレスを合わせてセクシーなコーディネートを楽しむのも良いでしょう。インナーと合わせるのもおすすめです。

タートルネック

タートルネックとは、首元の生地が長めに作られた形のことで、折り返して使うタイプのものが多いです。首元の生地が二重になるため、暖かいという特徴があります。

レディースセーターのタートルネックタイプには、薄手でタイトなもの、ふんわりとしたゆったりシルエットのものなど、さまざまな形があります。1枚でシンプルに着用するのはもちろん、インナーとしても活躍するセーターです。

首全体を覆うため、チクチクしないか肌触りなどをチェックして選ぶと良いでしょう。

ハイネック

ハイネックは、襟が首に沿って立っているネックの形状です。

襟の高さはさまざまですが、タートルネックのように折り返すほど長いものはあまりないため、タートルネックが苦手だという人でも着用しやすいでしょう。

レディースセーター(ニット)の選び方

レディースセーター(ニット)の選び方

ここまで紹介したように、レディースセーターにはさまざまな種類があります。
続いては、豊富な種類のなかからレディースセーターを選ぶ際にチェックしたいポイントを紹介します。

素材・機能性

レディースセーターを選ぶときは、素材と機能性を重視すると良いでしょう。
素材にはそれぞれ特徴があり、手触りの柔らかいもの、取り扱いやすいもの、強度が高いものなどがあります。

レディースセーターは形状によって肌に直接触れる部分もあるため、素材によって異なる肌触りはしっかりチェックしておくと良いでしょう。

動物繊維のなかには肌触りの良いものがありますが、取り扱いが難しいものもあるため、素材ごとのメリットとデメリットを確認しておきましょう。

また、寒い冬に着ることが多いレディースセーターは保温性の高いものを選ぶのが重要ですが、冬でも室内や電車内、運動をした後などは汗をかくため、通気性や透湿性があるとより快適に着用できます。

また、レディースセーターを着たときに、着膨れして太って見えるのが気になるという人は、ストレッチ性があり体にフィットするセーターを選ぶと、体のラインに沿ったシルエットですっきりとしたコーディネートを楽しめます。

デザイン性

レディースセーターを選ぶときは、デザイン性も大切です。

最近ではファッションブランドだけでなくスポーツブランドからも、さまざまなカラーやデザイン性の高いレディースセーターが発売されています。

冬のコーディネートがダークカラーになりがちという人は、思い切って明るい色のセーターを選ぶのもおすすめです。アウターやボトムスに黒や紺などのベーシックカラーを選べば、明るい色のセーターがより映えるでしょう。

また、手持ちの洋服と合わせやすいセーターが欲しいという人は、黒や紺、白などのベーシックカラーのレディースセーターを選ぶと、どんな洋服にも合わせやく着回ししやすいです。

コーディネートを考えるのが苦手という人であれば、おしゃれなブランドロゴが入ったセーターやポケットが付いたセーター、柄ものセーターなど、1枚で存在感のあるデザインの高いセーターを選びましょう。

動きやすさ

レディースセーターを選ぶときは、動きやすさもチェックしましょう。

最近はオーバーサイズのニットが人気ですが、見た目のおしゃれだけを重視して選んでしまうと、着たときに動きづらくなってしまったり、コートやジャケットなどのアウターが着づらかったりすることもあります。

レディースセーターを選ぶときは、試着をしてサイズ感をチェックし、動きやすいかどうかも確認しましょう。肘の曲げ伸ばし、肩まわり、腰が出ないかなどをチェックすると良いでしょう。

レイヤードコーデを楽しみたい場合、重ね着しても動きにくくならないよう、ある程度のゆとりがあるものがおすすめです。

また、冬にスポーツをする際にセーターを着る場合は、特に動きやすさには注意して、ストレッチ性の高いセーターを選ぶのが大切です。

レディースセーター(ニット)はスポーツブランドもおすすめ!

デサント・ウールミックススカート

スポーツ時に着るセーターが欲しいという人や、デザイン性だけでなく機能性や動きやすさも重視してレディースセーターを選びたいという人は、スポーツブランドから探してみるのもおすすめです。

レディースセーター探しにおすすめの人気スポーツブランドを紹介します。

DESCENTE(デサント)

デサント_ロゴ

スポーツブランドとして有名なデサントでは、機能性を重視したスポーツウェアの開発を行っています。

野球やスキー、バレーボールなどさまざまなスポーツに適した商品を展開しており、冬でも快適にスポーツできるよう考えられたレディースセーターが豊富にあります。

機能性が高いレディースセーターがそろっており、冬の防寒具として適しているだけでなく、シンプルで洗練されたデザインのセーターはスポーツウェアとしても普段使いとしても活用できます。

サイズ展開も幅広いため、動きやすいサイズのものを選ぶと良いでしょう。

レディースセーター(ニット)で冬のおしゃれを楽しもう!

レディースセーター(ニット)で冬のおしゃれを楽しもう!

今回は、レディースセーターにはどのような種類があるか、選び方のポイントなどを紹介しました。

寒い冬に欠かせないレディースセーターですが、スポーツブランドから探すことで機能性が高く、デザインも良いセーターを見つけることができます。

高機能・高品質なレディースセーターを探している場合は、ぜひチェックしてみてください。

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