背負うことで両手が自由になるリュックは、子どもにおすすめのアイテムです。お気に入りのリュックに出会うことができれば、子どもたちも喜んで使ってくれるでしょう。
この記事では、なぜ子どもにリュックがおすすめなのか、リュックを使うメリットや特徴を解説します。
さらに、年代別の選び方やおすすめのブランドも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
子どもにはリュックがおすすめ!そのメリットとは
たくさんの荷物を持ち運ぶときに使われることが多いリュックは、大人にも人気のアイテムですが、さまざまな観点から子どもにもおすすめです。
まずは、子ども用リュックの特徴やメリットを紹介します。
両手を空けられる
リュックは背負うため、両手を空けることができます。
子どもと一緒に歩いていると急に走り出してしまうこともありますが、両手が空くリュックなら手をつないで歩くことができます。
また、バランスを崩したときにも両手が空いていれば対応しやすいというメリットがあります。
重くても持ちやすい
ショルダーバッグやトートバッグの場合、荷物の重みが片方の腕や肩に偏ってしまうため、重みが分散しにくくなります。
一方、リュックは両肩で背負い、背中全体で荷物を支えるため、重い荷物も比較的軽く感じることができ、持ち運びしやすいのがメリットです。
また、小さな子どもや肩からショルダーベルトが頻繁に落ちてしまう子どもには、ショルダーベルトを固定するチェストベルトを使えば、ずり落ちるのを軽減できます。
荷物の量が多い場合や、長い時間リュックを背負う予定がある場合は、ショルダーベルトにクッションが備わったものを選ぶと良いでしょう。
置き忘れ防止
子どもに持たせていた荷物やおもちゃが、いつの間にかなくなっていたという経験がある人もいるのではないでしょうか。
手に持つタイプのバッグは置き忘れをしやすいですが、リュックは一度背負ったら下ろさなくても両手が使えます。
背負ったまま遊ぶこともできるので、遊びに夢中になってもリュックを置き忘れることが少なくなるかもしれません。
視認性が高まる
子ども用のリュックは、カラフルなデザインのものが多いため、人ごみで見失いそうになったとしてもリュックが目印になることがあります。
また、再帰反射機能が備わったリュックなら、光を反射することで視認性が高まるでしょう。
視認性を高めてくれるリュックは、小さな子どもはもちろん、1人で出かけることが増える小学生にもおすすめです。
子ども用リュックの選び方
子ども用のリュックを選ぶときに、注目したいポイントは次の通りです。
特に、重い荷物を入れても体へ負担がかかりすぎないよう、サイズ感のチェックは重要です。
リュックを選ぶときは子どもと一緒に売り場へ行き、実際に背負いながら体格に合うサイズのアイテムを探すのも良いでしょう。
また、子どもの年齢によって合うリュックは異なります。どんな荷物を入れるのか、どこに持って行くのかなど、子どもが実際にリュックを使うシーンを考えながら選ぶようにしましょう。
ここからは、子どもの年齢別にリュック選びのポイントを紹介します。
年少さんにおすすめのリュック
年少さんくらいの年齢の子どもには、10Lほどのあまり大きすぎないサイズのリュックがおすすめです。
ブランドによっては容量の表示がなく、SサイズやMサイズとしか書かれていない場合もあるため、実際に背負ってサイズ感を確認してみるのも良いでしょう。
年少さんくらいの年齢の子どもは上手に傘をさせないこともあるため、雨に降られても荷物が濡れないようにはっ水加工が施されているものや、できるだけ負担にならないよう軽量なリュックを探すのもおすすめです。
また、好きなキャラクターやロゴが描かれたリュックなど、子ども自身が気に入ったデザインのリュックであれば外出時に喜んで背負ってくれるため、子どもの意見も取り入れながら選ぶと良いでしょう。
年中さんにおすすめのリュック
年中さんくらいの年齢の子どもは、年少さんの頃よりも身長も伸びて体格も少し大きくなるため、15Lほどのリュックを難なく背負える子どもも増えてくるでしょう。
また、年中さんになると遠足などの行事でリュックを背負うことも増え、クラスの子ども全員のリュックを1ヶ所にまとめて保管することもあります。
そのため、一目で自分のリュックと分かるような個性的なデザインや目立つ色のものを選ぶのがおすすめです。
ただし、幼稚園や保育園によっては、キャラクターものや華美なデザインのものは禁止されていることもあるため、事前にルールを確認してから購入すると良いでしょう。
小学生におすすめのリュック
ランドセルを毎日背負って学校に通う小学生には、20L前後のリュックが人気です。
小学生になると、学校行事をはじめ、スポーツクラブなどで泊まりがけの合宿が行われることもあり、たくさんの荷物を持ち運ぶ機会が増えていきます。
重い荷物を持ち運ぶことが予想される場合は、できるだけ軽量なリュックを選ぶのはもちろん、ショルダーベルトにクッションが備わったものなど、肩への負担を軽減できるリュックを探してみましょう。
また、年少さんや年中さんの頃よりも一層活発になる小学生のリュックは、耐久性に優れた破れにくい素材のものや、丸洗いできる素材のリュックを選ぶことも大切です。
子ども用リュックを展開するおすすめのブランド
ここからは、機能性に優れた子ども用リュックを展開しているおすすめのブランドを紹介します。
umbro(アンブロ)

アンブロは、イングランド発祥のサッカー用品を取り扱うブランドであり、世界中の強豪チームのユニフォームも手掛けています。
アンブロが手掛ける子ども用リュックは、収納スペースが充実しており、なかにはシューズが収納できるものもあるため、リュックに靴をしまってもほかの荷物が汚れにくいようになっています。
また、はっ水性も高く、汚れが気になったときには洗濯機で丸洗いできるものもあり、簡単にお手入れができて清潔さを保てる点も魅力です。
再帰反射機能や、肩への負担を軽減するショルダーベルトのクッション性など、機能性も充実しています。
子ども用リュックを探すときは、アンブロをぜひチェックしてみてください。
子ども用リュックはサイズ感や機能性を重視して選ぼう
リュックは背負うことで重みを感じにくく、両手も自由になるため、子どもに持たせるバッグとして選ばれることが多いアイテムです。リュックなら背負ったまま手をつなぎやすいため、安心感もあるでしょう。
しかし、子ども用リュックは、両手が空けば何でも良いというわけではありません。
子どもの年齢や体格を考慮したうえで、背負いやすいサイズ感で機能が充実したものを選ぶのはもちろん、子どもが気に入ったデザインのものを選ぶことも大切です。
サイズ感や機能性を重視して、安心して持たせることができる子ども用リュックを探してみてはいかがでしょうか。