夏のゴルフは、暑さ＆日焼け対策はもちろんのこと、汗をかきやすいので化粧崩れにも気を付けなければいけません。
そこで今回、ヘアメイクアップアーティスト・杉田陽子さんに、夏のゴルフシーンで映える簡単＆おしゃれメイクを教えてもらいました。
メイクを体験するのは、人気プロゴルファー・三浦桃香選手。「プレーするときはベースメイクしかしていません」と話す三浦選手が、夏にぴったりなゴルフメイク＆ヘアアレンジに挑戦します！
【日焼け止め編】耳の後ろとフェイスラインの塗り忘れに注意
夏のメイクに欠かせないのが日焼け止め。塗り忘れや塗りムラがないように気を付けて、しっかり塗っておけば日焼け対策はばっちり。カラー付きのものを使えば、肌のトーンアップも狙えます。
そんな日焼け止めを塗る際のコツを、杉田さんにレクチャーしてもらいました。
塗り忘れやすい箇所を先に塗ろう！
日焼け止めは塗り忘れやすい箇所を先に塗ることがコツ。意外と忘れがちなのが、耳の後ろやフェイスラインなど。首はしっかり塗るけどフェイスラインを忘れてしまう人も多いのでは？
首は下から上に向かって塗るのがコツ
首に日焼け止めを塗る際は、まず点で置いてから、上に向かって塗っていくのがポイントです。下に向かって塗るのではなく、上や横に向かって塗ることで下顎までしっかり届き、塗り忘れも防ぐことができます。
顔は内側から外側に伸ばしていく
顔に塗る際も、鼻・頬・顎・おでこに点で置き、内側から外側に伸ばしていきます。そうすることで顔全体に行き渡り、塗り忘れがなくムラも抑えられます。
唇も日焼け止めリップで万全に！
最後に、忘れがちなのが唇のケア。唇は日焼けするとカサカサになってしまうのでリップもマスト。日焼け止め用のリップもあるので、ぜひ使ってみてください。
【ベースメイク編】本当にカバーするべきところは3ヶ所！
汗をかくと化粧崩れが心配。それを防ぐためには、「ファンデーションをどれだけ薄くするかが重要」と、ヘアメイクアップアーティストの杉田さんは話します。
今回使った日焼け止めはカラーが付いているためトーンアップ効果があります。だからこそファンデーションは薄くても大丈夫なのだとか。
日焼け止めでベースができているため、ファンデーションは気になる箇所に塗るだけでOK。ゴルフは朝が早いので、ファンデーションを塗らないことで時短にも！
目の下から頬の三角地帯・Tゾーン・顎に塗っておけばOK
メイク崩れを抑えるためにも、ファンデーションではなく、コンシーラーでカバーするのがおすすめだと言う杉田さん。
そしてベースメイクで塗っておくべきところは、「目の下から頬の三角地帯・Tゾーン・顎の3ヶ所」と教えてくれました。面積も広いため、その箇所だけカバーすれば顔はきれいに見えるそうです。
目の下のカバーの仕方
目の下は、カバーしたい箇所だけを部分的に塗るのがコツ。ファンデーションではなく、コンシーラーでカバーするだけでOKです。ゴルフ中に顔をじっくり見る人はいないので、パッと見の印象を良くするメイクが◎。
Tゾーンのカバーの仕方
Tゾーンも同様に、気になる箇所を部分的にカバー。眉毛の少し上あたりまでをカバーすればOKです。
ゴルフではサンバイザーや帽子をかぶるので、それより上はカバーする必要がありません。塗るものを必要最小限にしておけば、化粧崩れもしにくくなりますよ。
顎のカバーの仕方
顎下には塗らず、前から見える部分だけカバーするのがポイントです。顎はスイングしたときに肩に付くので、極力塗らないのがベスト。
日焼け止めの塗り忘れに注意するフェイスラインですが、ファンデーションは塗らないほうが良いそうです。
小鼻など気になる箇所もカバー
ついでに小鼻など気になる箇所があればコンシーラーでカバー。メイク直しをラクにするためにもファンデーションはできるだけ塗らず、カバーする際も薄く塗るだけにしておくのがコツです。
パウダーでメイク崩れを防ぐ
あとはメイクを崩れにくくするために、皮脂を吸収してくれるパウダーを顔全体に軽くはたくのがおすすめ。
このパウダーを付けておくと、汗をかいてもメイクが崩れにくくなり、テカリも抑えられるのでぜひ試してみてください。
崩れにくいメイクは、ゴルフのプレー中はもちろん、普段の生活のなかでのマスクによる崩れ防止にもなるのでおすすめです。
