石巻・学校と社会との協働教育をめざす教育フォーラム
「げんき・ゆめ・まなびワークショップ」に出展

株式会社デサントは去る1月19日(土)に石巻市にて開催されました学校教育の再興と発展を目指した、石巻・学校と社会との協働教育をめざす教育フォーラム『げんき・ゆめ・まなびワークショップ』に出展いたしました。

本フォーラムは、「被災地にこそ質の高いキャリア教育を」という願いを込め、多種多様な企業の技術や製品に触れる体験的な学びの場を子ども達に提供することで、科学や技術・仕事についての知的好奇心を刺激し、自らの将来について夢や希望をもって考える機会を与えようというものです。また教育関係者に対して、学校教育を支えるさまざまな取り組みを一同に紹介するという場であり、全国各地から学校支援地域本部事業の先進団体の出展もありました。

当社は、ブース展示と講演により、ガンバ大阪様の協力のもとで実施したキャリア教育活動「ドリカムスクール」を事例紹介しました。この活動は、社員が先生役として中学校に出向き、「わが町のスポーツチームを応援する商品を企画しよう!」のテーマのもと、生徒にスポーツウェアの技術や機能性を知ってもらい、商品を企画デザインしてもらうプログラムです。今回のフォーラムでも、実際のスピードスケートスーツや競泳水着といった競技ウェアの秘密とスポーツ科学に触れて頂き、子どもに限らず大人達にもたいへん興味を持ってもらいました。

本フォーラムの実行委員と来場者の多くが、津波によって崩壊した14の学校の生徒と先生、関係者です。被災地では、いまだ職場体験等の大切なキャリア教育の機会が失われたままの学校があり、さらに経済的な問題等により、将来に対して希望を抱けない子ども達が増えることが懸念されています。デサントはこのフォーラムが、子どもの学びを支えるキャリア教育のきっかけになればと考えます。

主催:石巻・学校と社会との協働教育をめざす実行委員会

出展:デサント、資生堂、シャープ、セイコーエプソン、リコー、TOTO、バスクリン、ツムラ、 ヤナセ、FDK、国際航業、学校支援団体6組織

*本フォーラムは復興庁・文部科学省の「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」採択事業です。

 

 

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廃タイヤを利用した太鼓でのオープニングセレモニー

 

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企業展示ブース

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