株式会社デサント

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社長メッセージ

社長メッセージ社長メッセージ

新中期経営計画「D-Summit 2023」のもとで
「モノづくり」を強化し、マテリアリティの解決に注力します。

 2020年度は新型コロナウイルスによる感染症が拡大し、世界中の人々が大きな影響を受けた1年となりました。この場を借りてお亡くなりになった方々に謹んでお悔やみを申し上げます。デサントグループは従業員、取引先をはじめとするステークホルダーの皆さまの安全を第一に考え、政府・自治体からの要求に適切に対応しながら持続的な社会の実現と企業理念の達成に向けて取り組んでいます。後ろ向きになってしまいがちな環境下ではありますが、私自身は、この1年を通しスポーツが本来、備えているポジティブな力を改めて実感しています。すべての人々が安心して、スポーツを遊ぶ楽しさを体感できる日々を一日でも早く取り戻せることを願っています。

4つのマテリアリティを特定し、解決に向かう

 今回のような感染症に限らず、気候変動・人権問題といった社会課題は、もはや他人事ではありません。当社も一企業市民として、スポーツを遊ぶ環境を守るために持続的な社会の達成に向けて取り組みを強めていく所存です。
 そのための第一歩として、当社のサスティナビリティ方針に則り、4つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。当社はこれまでも2002年に独自の環境基本理念を策定し、環境への貢献に取り組んできたほか、2015年より国連グローバルコンパクトに賛同するなど社会課題への取り組みを続けてきました。2021年度からは、特定したマテリアリティの解決に向け、まずは「作り過ぎ」からの脱却を通じ、事業成長と社会課題の解決に同時に取り組んでいきます。

スポーツウェアから、動くためのウェアへ

 マテリアリティの解決、そしてサスティナビリティの実現に欠かせない当社の強みは「モノづくり」の力です。他社にはないパターン(型紙)技術や自社工場で製造される高品質のスポーツウェアは、日本国内に加えて、海外においても評価され、特に韓国・中国ではプレミアムスポーツアパレルブランドとして多くのお客様にご愛用いただいています。トップアスリート向けのスポーツウェアはもちろん、これまでの開発で培ってきた技術を活用し、着用シーンをスポーツに限定しない“動くためのウェア”を「カラダ動く、ココロ動く。“MoveWear”」と定義し、動くときに着ていて心地良い、着ていることでココロがワクワクするようなウェアを作っていきます。そしてお客様にその価値をしっかりとご認識いただけるよう、お客様と直接の接点となる直営店・ECの展開を拡大していきます。

新中期経営計画「D-Summit 2023」を推進

2020年度は新型コロナウイルスの世界的蔓延により、経営環境は激変し、企業の持続のためには大胆な変化が必要となりました。当社でも、赤字が恒常化していた欧米子会社の株式売却・清算により、2019年8月に発表した中期経営計画「D-Summit 2021(ディーサミット 2021)」で掲げた、アジア(日本・韓国・中国)への経営資源の集中を完了しました。日本事業では構造改革の方針を決め、実行段階に移行するなど、これまでの事業構造からの変換を急いでいます。2021年5月には、1年前倒しして「D-Summit 2021」を終了すると同時に、2024年3月期までの新中期経営計画「D-Summit 2023」を発表し、日本・韓国・中国でのバランスの良い収益体制の実現、そしてサスティナビリティ方針に基づいたマテリアリティの解決に注力します。当社は過去を打ち破り新たな価値を提供していく「不破不立」の精神で、すべてのステークホルダーの皆さまのご期待に応えると同時に、持続可能な社会の実現に向けて努力し続けます。

2021年7月
代表取締役社長 小関 秀一