大阪モード学園と産学連携でケーススタディを実施
“新しいアウトドアウェアをデザインする”
『マーモット』製品発表会を開催

デサントは、ファッション、デザイン分野でプロを育成する学校法人・専門学校大阪モード学園(参考)と産学連携ケーススタディを実施いたしました。当社のアウトドアブランド『マーモット』を題材に、「新しいアウトドアウェアをデザインする」を課題としてファッションデザイン学科とファッション技術学科の学生とともに企画から制作までを行う実践的な授業を5月より全5回開催しました。最終回となる7月23日(火)には、実際に制作されたウェアを使い、学生によるショー形式での発表会を行いました。
学生たちは、自分たちならではの自由な発想でコンセプトやデザインテーマを決定。着用シーンを想定し、アウトドアウェアとしての安全性や耐久性などの機能をどのように盛り込むか、どの素材が適しているかなどを自分たちで考え、実際のウェアの制作を行いました。アウトドアウェアに必要な機能はもちろん、トレンドを意識した製品や斬新なアイデア製品など、6チームが発表を行いました。発表会では、ナレーションからモデルまで学生だけでのプレゼンテーションを、ショー形式で実施。表彰にあたっては、?個々のデザインの斬新性、?盛り込まれた機能、?チーム全体の統一感・コンセプトの具現性、?製品サンプルの完成度の4点を基準に当社社員が審査を行いました。サンプルの完成度はもちろん、想定した着用シーンにマッチした素材選定、高い機能性や快適性、利便性などのアイデアが盛り込まれ、トータルコーディネートまでしっかりと提案できたチームが高評価を得ました。
当社はファッション専門学校等と産学連携による授業を2004年より開始し、ケーススタディとして 授業を行ってまいりました。大阪モード学園との取り組みは今年で6度目となります。2007年から一昨年までの授業では『ルコックスポルティフ』のナースウェアの制作を、ロンドンオリンピックの開催された昨年は、スポーツウェアへの関心をより深めてもらうことを 目的に、『デサント』ブランドのスポーツウェアを題材としました。今後も、このような活動を通して学生に「スポーツアパレル企業の仕事への関わり」を直接伝えるとともに、学生の発想を当社商品企画にも活かしてまいります。

 

 

 

 

優勝チームのアウトドアウェア

 

 

 

 

 

【優勝チーム】
デザインテーマ:家族で川釣りを楽しもう!
シチュエーション:川釣り
デサインポイント:「透明感」「清涼感」「機能性」をキーワードとし、
          メッシュや透け素材を用いて、お洒落に楽しめるリアルクローズを提案。

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・身頃やメッシュ素材には淡水魚を刺激しない色味を採用。      
 メッシュの下の素材には明るい色を用い、お洒落感を出す。
・スカートやエプロンにはトレンドのクリア素材を用い、清涼感や透明感を演出。
 スカートはポンチョに、エプロンはレジャーシートに早変わり。 

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<その他のチームの発表内容> 

デザインテーマ:「トランスフォーーーーーム!!」
シチュエーション:サバイバルゲームの内戦・野戦。そして街!! 
デザインテーマ:Let’s Girl’s Long Trail
シチュエーション:山歩き 
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デザインテーマ:クライミング
シチュエーション:
屋外クライミング・屋内ボルダリング

デザインテーマ:a break in a lake
シチュエーション:
カヌーで河を下り、辿り着いた湖で一休み。
自然を感じる大人の休息。

デザインテーマ:女子会
シチュエーション:ハイキング 

 

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(参考)学校法人・専門学校大阪モード学園  (http://www.mode.ac.jp/)
ファッション、デザイン、ビジネス、ヘア・メイク、美容師、スタイリスト、インテリア、グラフィック・・・企業からの依頼に応じて企画から制作まで行う「産学連携」など、各業界直結のカリキュラムで、ひとり一人の個性を見つけ伸ばし、即戦力を育成。独自の就職支援システムで希望者就職率100%を実現している。
 

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