キャリア教育支援活動『ドリカムスクール』2011開催報告

株式会社デサントは、今年で6回目の参加となる「ドリカムスクール」*を、今年は大阪高槻市立第一中学校で実施しました。

<実施概要>
「〇〇先生が喜ぶスポーツ用品を作ろう」
▽授業内容:
10月26日(水)"会社の考え方や商品について知る"
10月27日(木)"チームで協力して企画に取り込む"、"プレゼンテーションの準備"
11月17日(木)"チームの企画を発表する"
▽対象学校:大阪府高槻市立第一中学校の1年生139人 36班(1クラス9班)
▽講師:株式会社デサント 社員4名
▽審査基準:
1.商品(機能、デザイン)、
2.企画(発想力、ニーズ対応力)、
3.プレゼンテーション(プレゼン力、資資料のまとめ方)、
4.協力 の4項目
デサント1名、ガンバ大阪1名、入江校長先生の3名による総合評価

"〇〇先生が喜ぶスポーツ用品をつくろう!!"をテーマに、スポーツウェアに使用する素材や商品、働く人の思いなどの話を交えた当社の社員講師による授業を合計3回展開しました。

実際に生徒が先生たちにアンケートを実施して、先生の今持っているスポーツ用品で困っていることやどんなデザインや機能のあるスポーツ用品があれば嬉しいかなど、先生のニーズを引き出すことからスタートし、最終回(11月17日(木))ではこれまでの授業の成果発表会を開催しました。

クラス審査で代表を決めた後、各クラスの代表チームが競い合い、最終審査では、1年4組の宮本先生のニーズに応えた「The MIYAMOTO」を作成したチームが最優秀賞を受賞しました。宮本先生の"温度調節ができ、色あせしない肌触りのいい生地を使ったウェアが欲しい"というニーズに応え、先生の名前(MIYAMOTO)から頭文字を取って、(M)摩擦でぼろぼろにならず (I)色あせず (Y)役に立つ (A)暑くなっても (M)魔法で (O)温度調節できる (TO)トレーナーという、ユニークなアイデアの詰まった作品が完成しました。

この授業を通じて生徒たちは、スポーツ用品の優れた特徴と、ニーズを引き出す力、チームで協力し企画していく力を学び、また当社もスポーツの魅力を伝えることを通して、人材の育成も行いました。

*ドリカムスクール
NPO法人JAE(日本アントレプレナーシップアカデミー)が運営する事業。多種多様な企業と学校とを結びつけスクール事業を運営し、子どもたちに「輝く大人(仕事人)との出会い」や「仕事体験」の機会をつくることで、「仕事や将来に対する夢・希望」を育み、日本を元気にします。

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