組織改正および監査役・執行役員・部門長・部長の人事異動のお知らせ

株式会社デサントおよびデサントジャパン株式会社は、2021年4月1日付で、下記のとおり、組織改正および4月1日以降の監査役・執行役員を含む人事異動を実施いたしますのでお知らせいたします。
 
 
I.全体の概要
2020年11月25日に公表した「日本事業収益改善に向けた構造改革の実施について」で掲げた、DTC事業の強化を主とする商品企画及び流通改革、収益性向上を測る経営指標の明確化、基幹システムの刷新の具体的施策を、スピードを持って実行し、希望退職による人員減少に対応して業務効率を改善することを目的に次の組織改正を実施する。今回の組織改正の主たるポイントは、以下の2点。
(1)日本事業におけるDTC事業の強化のために、ブランドとしては『デサント』、流通としてはEC・直営店に注力できる体制を構築
(2)日本事業の収益性向上の観点から、過剰生産・過剰処分を生んでいるビジネスモデルからの脱却を目指し、仕入機能の強化を実現する体制を構築
 
 
II.株式会社デサント
1.組織改正による変更点
・グループ経営に集中するべく、本社機能に特化した「監査室」、「経営企画室」、「CFO室」のみでの構成を継続する。
・「経営企画室」は、株式会社デサントおよびデサントジャパン株式会社で分割していたコーポレート管理機能を取り込み、さらに本社機能に特化する。
・「CFO室」直下にERP推進担当を置き、後述のデサントジャパン株式会社 CFO担当配下の「情報システム部」と密接に連携させることで、日本国内における基幹システム刷新を確実に実行する。
 
2.監査役の異動
3.執行役員の異動
4.部長職の異動
※添付PDF内 別紙1を参照。
 
 
III.デサントジャパン株式会社
1.組織改正による変更点
(1)経営管理・ロジスティクスユニット  ※ 以下、非営利の部門を「ユニット」と呼ぶ
・経営管理、仕入、在庫およびロジスティクスの各オペレーション機能を持つ「経営管理・ロジスティクスユニット」を新設する。損益計画等の立案および進捗管理、全社的な在庫調整の実行指示、全社的な仕入管理、取引先集約の実行指示、その他のサプライチェーンマネジメント全般を担当し、過剰生産・過剰処分を生んでいるビジネスモデルからの脱却を目指し在庫管理機能、仕入れ機能を強化する。
 
(2)デサントマーケティング部門
・「デサントマーケティング部門」は、DTC事業の強化を担う注力ブランドとして、商品企画および直営店の展開を含めた流通改革を部門内一気通貫で運営することを目的に、『デサント』ブランドに関するマーケティング業務全ての機能の他、一部の販売を除き同ブランドの販売機能を集約して担う。
 
(3)ルコックスポルティフ・アリーナマーケティング部門
・『ルコックスポルティフ』、『アリーナ』ブランドの商品企画から流通戦略立案実行まで、販売を除くマーケティング業務全般、海外向け販売、商標管理等のブランド管理、および取引先の新規開拓を担う。
 
(4)ブランドマーケティング部門
・『アンブロ』『マーモット』『マンシングウェア』『ランバン スポール』『スリクソン』ブランドの商品企画から流通戦略立案実行まで、販売を除くマーケティング業務全般、海外向け販売、商標管理等のブランド管理、および取引先の新規開拓を担う。
 
(5)販売部門
・直営店、百貨店を除く全ての国内流通での『デサント』ブランド以外の全ブランドの販売を担当する。※一部の流通では『デサント』ブランドの販売も行う。
 
(6)DTC部門
・DTC事業拡大を目的とし、『デサント』ブランドを除く直営店、『デサント』を含む全ブランドのDTC流通(自社ECおよび百貨店)への販売およびデジタルを含むブランド横断のマーケティング施策の実行、販売職のサポート業務を担当する。
 
(7)R&Dユニット
・DTC事業の拡大につながるモノづくりの開発およびその基になる基礎研究に注力し、デサントアパレル株式会社および北京デサント有限公司を主管する。
 
(8)スタッフユニット
・「スタッフユニット」は人事・総務関連業務およびお客様からのお問い合わせ対応を担う。
 
(9)CFO担当
・CFO直下で経理財務業務、情報システム関連業務を担う。株式会社デサントCFO室配下のERP推進担当と密接に連携することで、日本国内における基幹システム刷新を確実に実行する。
 
 
2.執行役員の異動、担当職務の変更
※添付PDF内別紙2を参照。
3.部門長および部長職の異動
※添付PDF内別紙3を参照。
 
 
以上

210225_CP.pdf

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