株式会社デサント(本社:大阪、代表取締役社長:石本雅敏)は、プロ野球球団「オリックス・バファローズ」(オリックス野球クラブ株式会社、本社:大阪、代表取締役社長:西名弘明)と2017年シーズンから、オフィシャルサプライヤー契約を締結することになりました。
「ユニフォームもギアの一つとして捉え、選手のパフォーマンスを最大化するものを選びたい」というヴィジョンを持つオリックス・バファローズと、大阪に本社を置き、「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に掲げ、トップアスリートの高度な要求に応えるウエアを創ることを競争力の源泉とするデサントの想いが合致したことから、今回のオフィシャルサプライヤー契約の締結に至りました。当社は、『デサント』ブランドで「オリックス・バファローズ」オフィシャルサプライヤーとなります。各種国際的なスポーツの大会が開催され、日本のスポーツ熱が高まる中、2021年まで という複数年の契約を結び、「オリックス・バファローズ」、『デサント』で手を携え、スポーツの発展・普及・ファン拡大に向けて進んでいき、同時にそれぞれのブランド価値向上を目指します。
オフィシャルサプライヤーの契約締結に伴い、「オリックス・バファローズ」の選手・スタッフは、『デサント』ブランドのユニフォーム、トレーニングウエア等を着用し、シーズンを共に闘います。また、レプリカウエアなどの販売に加え、京セラドーム内に『デサント』ショップを展開し、ブランドを象徴するデザインイメージである"Move Sport"ロゴを使用した商品を軸としたデサント×オリックス・バファローズのコラボレーション企画を3月の開幕に合わせて販売し、ファンの皆様とともに楽しめる「デサントデー」の開催など、様々なアクティビティを実施してまいります。
■ユニフォームデザイン
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ホーム用 |
ビジター用 |
<ユニフォームについて>
ユニフォームは、戦う集団のための「戦闘服」として"Motion Body Control(動きをデザインする)" をコンセプトとしています。動きやすさと快適性を実現する高品質の素材を採用し、過去プロ野球の11球団に採用された実績で培った豊富な採寸データをもとにしたパターンや 縫製技術などの技術を活かした高機能なユニフォームです。ホーム用、ビジター用ともに基本的なデザインやカラーリングはこれまでのものを踏襲していますが、シャツの肩から裾にまたがって使用されていたラインをなくし、胸マークを引き立たせるすっきりとしたデザインにしています。
■トレーニングウエアデザイン
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グランドコート |
半袖ゲーマーシャツ |
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フード付きフリース |
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<トレーニングウエアについて>
トレーニングウエアのチームロゴ部分には、球団の思いを込めたメッセージを含めたデザインを採用し、選手、ファン、球団に関わる全ての人々が2017年シーズンを全員で戦い抜くことを視覚的に表現し、一体感を生み出す工夫をしています。
<デサントブランドについて>
『デサント』ブランドは、約60年の歴史をもち、スポーツ界において、常に斬新な発想で今までにない「モノ創り」をしてきました。数々のトップアスリートやプロスポーツチームとの共同開発により、選手が大舞台で最高のパフォーマンスを繰り広げるギアを提供し続けています。
野球事業においては、1969年に、織物が主流だったユニフォームにニット素材を採用し、1970年代後半までにプロ野球11球団にユニフォームとして採用されました。現在では、2016年シーズンにセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープのビジターユニフォーム、北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手へのトレーニングウエアやゲーム用アンダーシャツなど、多くのプロ野球球団、選手への商品サプライを続けています。契約チーム、選手へのサプライでは、パフォーマンスを発揮するために、選手からウエアに対しても高度な要求が多くあります。その要求に応えうる商品開発を通じ、一般の野球プレーヤーにも『デサント』の商品が受け入れられており、2017年3月期上半期の野球事業は、昨年同時期対比105%と堅調に推移しています。