「水沢ダウン」の生産拠点 水沢工場新工場の稼働開始

株式会社デサントは、約30億円を投資し、子会社であるデサントアパレル株式会社の水沢工場(岩手県奥州市)を建て替え、2025年7月1日より新工場の稼働を開始いたしました。
同工場は、『デサント』の代表商品「水沢ダウン」の生産拠点であり、ブランディングを進めている自社3工場のマザーファクトリーとしてモノづくりの中核を担っています。新工場では、これまで以上に丁寧で難易度の高いモノづくりにより、当社の競争力の源泉である「高付加価値」な商品開発を深化させ続けると同時に、環境配慮、地域共生、従業員満足度向上を実現する工場を目指します。


■新工場の概要
 住所:岩手県奥州市胆沢小山字北蛸の手10(旧工場と同敷地内)
 敷地面積:29,012.98㎡
 工場面積:5,098.87㎡(鉄骨造1階建て)
 事業内容:「水沢ダウン」を中心としたスポーツ用品の製造
 竣工:2025年7月
 建て替え理由:既存工場の老朽化、生産効率の向上、トレーサビリティの強化や従業員満足度の向上

■水沢工場について
 工場長:杉浦 剛
 従業員数(2025年3月末現在):120名(うち119名は県内採用)
1970年に操業を開始して以来、半世紀にわたって野球のユニフォームやスキーウェア、JRA(日本中央競馬会)の騎手用防護ベストなど、機能性が高く複雑な構造の商品を生産してきました。なかでも『デサント』の代表的なアイテムであるスキーウェアは、厳しい環境下に適応するため様々な機能性が求められ、パーツ(部品)数や複雑な仕様が多く、生産が難しい商品の代表格と言えます。これら多様な高機能商品を作り上げることのできる設備をもち、高度な縫製技術を伝承し続けてきたことと、独創的なアイデアによって 『デサント』が世界に誇る「水沢ダウン」は誕生しました。専用工場として年間を通じて「水沢ダウン」の生産を行うほか、工場独自のアトリエ(工房)も備え、アイデアを実際の商品に具現化するために、パターン(型紙)の設計やサンプル作製も行っています。

■会社概要
 社名:デサントアパレル株式会社
 代表者:中島 幹夫
 所在地:大阪市浪速区湊町1丁目2番3号 マルイト難波ビル13階
 事業内容:スポーツ用品およびこれらに関するものの製造
 事業所:水沢工場(岩手県)、吉野工場(奈良県)、西都工場(宮崎県)

■親会社 会社概要
 社名:株式会社デサント
 創業:1935年
 代表者:小関 秀一
 資本金:38億4,620万円
 所在地:(大阪オフィス)大阪市浪速区湊町1丁目2番3号 マルイト難波ビル13階
     (東京オフィス)豊島区目白1丁目4番8号
 事業内容:スポーツ用品およびこれらに関するものの製造と販売

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