2023年04月10日
当社は、2023年3月期第3四半期時点で、主要事業エリアである日本・韓国・中国でバランスよく収益を上げるという成果を出すことができ、2022年11月7日公表の連結業績予想では当期純利益が過去最高益の100億円としています。
中期経営計画D-Summit 2023の最終年度を迎える2024年3月期は日本・韓国・中国の3本柱経営の安定化に加え、戦略の柱に“ブランディング”を据え、新たな成長のための投資も実行します。その一環で、コーポレートブランド『デサント』のモノづくりの中核を担うデサントアパレル株式会社水沢工場を、国内縫製工場として次の50年を見据えた新たな工場とすべく下記の通り投資を行い、刷新いたします。
さらに、水沢工場刷新をはじめとする「モノづくり」力の更なる強化と、『デサント』のプレミアムスポーツブランドとしてのポジション明確化により、次期中期経営計画期間中(25年3月期から27年3月期)に『デサント』ブランド日・韓・中での収益倍増を目指します。
添付pdf資料内より、2023年4月10日開催の「DESCENTE 事業戦略発表会2023」説明資料も合わせてご参照ください。
記
1.本工場の特徴
①開発・製造・サスティナビリティで国内3工場(水沢工場、吉野工場、西都工場)のマザーファクトリーとなる
⇒ “人に優しい、地域に優しい、地球に優しい”工場として環境配慮、地域共生、働きがいを実現する。
②競争力の源泉である0から1を生み出す「高付加価値」商品の更なる進化
⇒ 手縫いでしかつくれない難易度の高いモノづくりによる“品位・品質”の向上を実現する。
2.設備投資の概要
所在地 |
岩手県奥州市胆沢小山北蛸ノ手10 |
主要新築建屋 |
鉄骨造1階建て、延床面積:約6,000㎡ |
主要生産設備 |
自動裁断機、シームシーリング機、転写プレス機、羽毛充填機、工業用ミシン |
総投資額 |
約30億円(建物、設備) |
資金調達 |
自己資金 |
操業開始時期 |
2025年7月(予定) |
※操業開始時期については変更の可能性あり。
3.今後の見通し
当該設備投資が2023年3月期の連結業績に与える影響はありません。次年度以降の業績に与える影響につきましては、必要に応じて適切に開示してまいります。