
教えて、ドクター!
ヒートナビ
快適保温術!
ヒートナビはなぜ暖かくなるのか、その秘密を解説します。
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ヒートナビは、なぜ暖かいの?
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光を熱に変えるから、暖かい。
ヒートナビの最大の特徴は、光の全波長を吸収して、熱をつくりだすこと。
波長とは、紫外線、可視光、赤外線のことをいい、ヒートナビが開発される以前は、赤外線のみ反応する素材が多かったのですが、特殊な蓄熱材を開発したことで光の全波長を熱に変えることを実現しました。その効果は、+5℃※。
暖かさを体感できるのは+3℃ほどあればよいと言われていますが、ヒートナビがこだわったのは「誰が着ても体感できる」ということ。開発時にはフィールドテストを重ね、数値だけでは分からない人間の感覚を大切にしました。そのこだわりが快適でアクティブなパフォーマンスの実現につながったのです。光吸収保温性試験(ボーケン法)における当社従来品とヒートナビの温度差。着用状態を表すものではありません。
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曇っている日でも大丈夫?
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ヒートナビなら、曇りでも暖かい。
太陽の光は曇りの日でも地表に届いています。ヒートナビなら光を効率よく熱に変換するので、熱交換量は少ないものの、その快適性は変わりません。曇り空が多い冬でも、屋外のスポーツを快適に楽しむことができます。
寒さは身体をこわばらせ、パフォーマンスを低下させます。ヒートナビは自然のエネルギーを有効活用して身体を暖め、パフォーマンスを引き出すのが最大の特徴です。ヒートナビを採用したウェアなら軽快に動けるため、今ではゴルフ、アウトドアをはじめ、様々なウェアに搭載されています。
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スポーツ観戦でも暖かい?
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ヒートナビは、動かなくても暖かい。
光さえあれば、屋外、室内に関わらず、動いていなくても暖かさを実感できます。太陽光の可視光線は、表地などである程度ブロックされますが、裏地や中綿には光の波長のひとつである赤外線が届いています。その赤外線をヒートナビは効率的に熱に変換して、身体を暖かくします。
今まで寒さをガマンしていたスポーツ観戦も、ヒートナビのウェアなら快適に楽しむことができるはず。冬のスポーツ観戦でも寒さに負けない方法を見つけましたね。
秘密は、特殊な
かたちの素材にあり!
ヒートナビの糸の中には、全波長を熱に変える炭素系無機物質が入っています。アイテムの特性に応じて特殊扁平断面を採用することで、光が当たる表面積を多くし、蓄熱性を大きくすることを実現しました。
さらに、扁平断面には溝があるので、水が拡散しやすくなり吸汗性がアップ。さらに丸断面より曲がりやすいので、風合いもやわらかくなるというメリットも。汗を大量にかき、しなやかな風合いが必要なスポーツにまさに最適な素材と言えます。
