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INNOVATION

デサントが独自に開発したヒートナビ。
2008年の登場から10年以上経った今でも数多くのアイテムに採用され、
スキー、ゴルフ、アウトドアなど厳しい寒さと戦うアスリートを支えています。
そんなヒートナビはなぜ暖かくなるのか、その秘密を解説します。

ヒートナビは、なぜ暖かいの?

光を熱に変えるから、暖かい。

ヒートナビの最大の特徴は、光のほぼ全ての波長を吸収して、熱をつくりだすこと。波長とは、紫外線、可視光、赤外線のことをいい、ヒートナビが開発される以前は、赤外線のみ反応する素材が多かったのですが、特殊な蓄熱材を開発したことで光の全波長を熱に変えることを実現。

その効果は、+5℃※。
暖かさを体感できるのは+3℃ほどあればいいと言われていますが、ヒートナビがこだわったのが「誰が着ても体感できる」ということ。開発時にはフィールドテストを重ね、数値だけでは分からない人間の感覚を大切にしました。そのこだわりが快適でアクティブなパフォーマンスの実現につながったのです。

※当社従来ポリエステル素材とヒートナビ素材の下記条件下での温度差であり、着用状態を表すものではありません。一定条件下での10分後の上昇温度差[試験条件・環境:20℃、湿度65%RH。レフランプ下端より試料まで30cm、写真用レフランプ500W]

冬は曇っている日が多いけど大丈夫?

ヒートナビなら、曇りでも快適です。

太陽の光は曇りの日でも地表に届いています。ヒートナビなら光を効率よく熱に変換するので、熱交換量は少ないものの、その快適性は変わらず。曇り空が多い冬でも、屋外のスポーツを快適に楽しむことができます。

寒さは身体をこわばらせ、パフォーマンスを低下させます。ヒートナビは自然のエネルギーを有効活用してカラダを暖め、パフォーマンスを引き出すのが最大の特徴です。ヒートナビを採用したウェアなら軽快に動けるので、今ではゴルフ、アウトドアをはじめ、様々なウェアに搭載されています。

スポーツ観戦でもあたたかい?

ヒートナビは、動かなくても暖かい。

光さえあれば、屋外、室内に関わらず、動いていなくても暖かさを実感できます。太陽光の可視光線は、表地などである程度ブロックされますが、裏地や中綿には光の波長のひとつである赤外線が届いています。その赤外線をヒートナビは効率的に熱に変換して、身体を暖かくします。

今まで寒さをガマンしていたスポーツ観戦も、ヒートナビのウェアなら快適に楽しむことができるはず。冬のスポーツだけではなく、ライフスタイルも変えてくれます。冬のスポーツ観戦でも寒さに負けない方法を見つけましたね。

秘密は、特殊なかたちの素材にあり!

ヒートナビ糸の中には、全波長を熱に変える炭素系無機物質が入っています。アイテムの特性に応じて特殊扁平断面を採用することで、光が当たる表面積を多くし、蓄熱性を大きくすることを実現しました。

さらに、扁平断面には溝があるので、水が拡散しやすくなり吸汗性がアップ。さらに丸断面より曲がりやすいので、風合いもやわらかくなるというメリットも。汗を大量にかき、しなやかな風合いが必要なスポーツにまさに最適な素材と言えます。

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