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竹村真琴プロに聞いてみた!「第51回デサントレディース東海クラシック」の注目コース解説

新型コロナウイルスの影響でさまざまな新しい生活様式が浸透し始める中、ゴルフツアーも新しい様式を見せ始めています。

開催中止を決断する主催者やスポンサーも少なくない中、ゴルフファンの期待に応える形で無観客での開催を決断する試合もいくつかあります。

そのひとつが、JLPGAでは今年6試合目となる、9月18日(金)~20日(日)に開催される「第51回デサントレディース東海クラシック」です。

今回は、昨年の同大会でSNSサポーターとして現地取材も行った竹村真琴プロに、開催コースとなる新南愛知カントリークラブ美浜コースの特徴や中継ホールの見所、無観客試合ならではの楽しみ方など、じっくりとお話を伺いました!

新しい「推し」を見つける大会に!

インタビューに応える竹村プロ

――今年の「第51回デサントレディース東海クラシック」は無観客での開催が決定しました。視聴者目線で見て、どのような楽しみ方ができると思いますか?

竹村:現地で観戦することができないので、いつも会場まで応援に来てくださっているファンの方にとっては、好きな選手を追いかけて見ることができず、残念に思う方もいるかもしれません。

でもそれは、逆に考えるとTVで観戦することで、いろいろな選手を見ることができたり、あまりよく知らない選手を発見する機会になると思います。

なので、「あっ、こんな選手いたんだ。応援したいな!」なんていう、新しい「推し」の選手が見つかるチャンスかもしれませんね。

――もしかしたら、会場に試合を観に来るファンの方は、一人の選手を中心に追いかけている人が多いかもしれません。

竹村:そういった人たちにも視野を広げて、ぜひ多くの選手を知ってもらいたいですね。大会に出場する選手には、飛距離がすごい選手、アプローチやパターが得意な選手など、いろいろな選手がいます。様々な選手たちの魅力を知ってほしいですね。

それに、もし「推し」が増えれば、今後の試合で「推し」の一人を見逃しても、別の「推し」の選手が参戦していれば、観戦する楽しみができますからね。そうすれば、女子ゴルフはもちろん、ゴルフ観戦自体もより楽しめるようになると思います。

新南愛知カントリークラブ美浜コースは飛ばすだけじゃ勝てない!曲がらない、そしてメンタル強者が勝つ!?

コース解説をする竹村プロ

――開催コースである新南愛知カントリークラブ美浜コースを実際にラウンドされていますが、実際にどんなコースなのでしょうか?

竹村:年間30試合以上行われるJLPGAの試合開催コースの中では、それほど距離が長いコースではないです。アップダウンもそれほどありません。

ただ、コース幅が狭くて、私もプロ入り後10年連続(2009年~2018年)で出場しましたが、年々ラフが深く難易度が高くなっているように感じていました。

――となると、どのようなタイプの選手が活躍しそうでしょうか?

竹村:よく「飛ばし屋が有利」と言われますが、このコースは飛ばすだけではダメです。まず、ボールが曲がらない人、そして、ラフが深いので、さまざまなシチュエーションに合わせた打ち方の引き出しを持っている人が有利ですね。

さらに、中継ホールとなる15番以降は池の攻略もポイントになります。優勝争いともなるとプレッシャーもかかってきますので、メンタルの強さも求められます。「勝ち方」を知っている人じゃないと勝ち切れない、そんなコースだと思います。

15番~18番、TV中継ホールはここに注目して観て!

――それでは、中継ホールとなる15番ホール以降の見所を教えてください。

(15番ホール)
ゴルフ場15番ホール
(画像は新南愛知カントリークラブ美浜コース公式サイトより。以下同)

竹村:15番ホールは、2オン可能なパー5です。ボールがよく飛ぶ人はフェアウェイ右にあるバンカーは越えるので、左の池を避けてフェアウェイ右を狙えます。ただ、左の池は届いてしまうので、ここで攻めてフェアウェイ右にティーショットの着地を成功させると、2オンチャンスというご褒美がもらえます。

とはいえ、その2打目もグリーンまでずっと左が池なので、プレッシャーがかなりあります。

逆に飛ばない人や次のショットが打ちやすいように距離を抑えて打つ人は、左の池の心配はないのでフェアウェイは広く使えますが、2打では届かなくなります。

ですので、2打目勝負になるのか、3打目勝負に徹するのか、どちらの戦略をとるかにプロのマネジメントの「妙」が楽しめると思います。

ただ、グリーンには段があり、アンジュレーション(コース上にある起伏)も大きいので、ピンポジションが奥の場合は、しっかり突っ込んでこないと距離が残って3パットのピンチにもなります。

最終日は、池を効かせるために左手前か左奥にピンが切られることが多いですね。

(16番ホール)
ゴルフ場16番ホール

16番ホールは、距離の長いパー3です。ピンが奥に切られると190ヤード以上にもなります。

ただこのホールはグリーンも大きく、プロなら1オンするのはそれほど難しくないです。

しかし、グリーンは左が高くなっていて、端から端のロングパットになってしまうと厳しいかもしれません。

先ほど、コース自体は長くないので飛距離がなくても不利ではないと言いましたが、このホールは、人によっては3番や5番ウッドで打たないといけない可能性もあります。

なので、飛距離がない人の場合は、フェアウェイウッドやユーティリティの上手さが求められるでしょう。

(17番ホール)
ゴルフ場17番ホール

17番ホールは、短いパー4です。このホールは左の池が効いています。誰が打っても届く場所に池があるので、ティーショットではドライバーを持たない選手もいます。

しかし、このホールはグリーンが横長なので、高い軌道で接地後に止まるボールが2打目で求められます。

ですので、あんまり池を気にして刻み過ぎると、2打目で長い番手のクラブで打たなければいけなくなって、高い軌道の球で攻められなくなるということもあります。

グリーンの傾斜もきついので、できれば2打目はウェッジで、ピンを真っすぐ狙う気持ちで攻めたいホールです。

もし優勝争いをしていたら、ここはぜひバーディを取っておきたいですね。

(18番ホール)
ゴルフ場18番ホール

18番も池があります。ティーからピンまで打ち下ろしのため、ティーショットの際左側の池も全部見えます。

打ち下ろしは左には行きたくないと考えます。右のOBはそれほど浅くないので、右に逃げたいという気持ちに1打目を打つ際にはなるのですが、さっきも言ったように、ラフが深い。とすると、もちろんフェアウェイを狙って、となるのですが、ちょっと力が入って左に引っ掛けると、池……という感じで、気持ちが逡巡してプレッシャーがとてもかかるホールです。

最終日はこのホールもピンが左に設置されると思うので、できればティーショットはフェアウェイ右に……と言いたいところですが、欲をかかずに、とにかくフェアウェイに置ければOKだと思います。

優勝争いをしている人は、15番・17番の短いホールでバーディを稼いで、16番・18番の難しいホールをしのげれば、チャンスがあるのではないでしょうか。

竹村プロアドバイス!お家観戦の楽しみ方。そして竹村流日焼け対策とは?

自宅での観戦の楽しみ方を話す竹村プロ

――今年は残念ながら中継でしか観戦を楽しめないということになってしまいましたが、逆に、お家ならではの楽しみ方を教えてください。

竹村:現地で観戦すると、ボールの行方や結果を気にすることが多いと思います。ですが中継では、いろいろな選手のスイングをしっかり見ることができると思うので、その辺りに注目して観てください。

好きなものを食べながらとか、ビール飲んだりとか(笑)、くつろぎながら楽しんでほしいですね。現地で歩き回ると疲れちゃうので、身体には優しいですよね(笑)。

――昨年はSNSサポーターとしてこの大会に参加されていましたが、何か印象に残った出来事はありましたか?

竹村:昨年は前夜祭の前に、デサントが契約している選手たちへのインタビューを担当させてもらいました。普段友達みたいに話している大江香織(昨年引退)選手や宮里美香選手に対して、マイクを通して自分がインタビューをするのは新鮮な感覚でした。

昨年は初日から好天に恵まれ、ギャラリーがとても多かったことが印象的です。いろいろな場所でたくさんの歓声が上がっていましたが、今年は無観客ですので、静寂の中での大会は選手にとってもまた雰囲気が大きく変わるのでしょうね。

竹村プロの手元

――今大会は、まだ残暑の厳しい中で行われます。日頃美容にはうるさい(?)、竹村プロの日焼け対策や美容対策を教えてください。

竹村:日焼け止めはもちろん塗りますし、顔は特にこまめに塗り直します。UVカットのインナーウェアを着ている女子プロもたくさんいますよね。最近は“飲む日焼け止め”も活用しています。

あと、日傘は欠かせません。特に私はサンバイザーが好きなので、頭皮の地肌が焼けてしまわないように、日傘は必須ですね。終わった後のビタミンC摂取も重要です!

――私もそうですが、男性は日焼け止めに無頓着で、塗る人でも朝スタート前に塗るだけという人も多いと思うのですが……。

竹村:ゴルフはプレー中に汗をかくので、お昼には取れてしまっています。最低でもハーフターンでは塗り直してほしいですね。

あと、日傘を差す男性はあまりいませんが、日焼けや紫外線対策という意味でも、体力温存という意味でも、日傘は使ったほうがいいです。女性向けアイテムのように思われていますが、男性が使ってもカッコいいと思います!デサントでも日傘を取り扱っていますので、ぜひ(笑)。

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――最後に、「第51回デサントレディース東海クラシック」の開催を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。

竹村:この新型コロナウィルスの影響で試合も数少ない中、今大会が開催されることはすごくうれしいですよね。私自身もとてもうれしく思っています。今年は残念ながら現地で応援できませんが、お家で、好きなものを飲みながら、食べながら、試合を楽しんでほしいと思います。

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(参照:新南愛知カントリークラブ美浜コース

<プロフィール>竹村真琴(たけむら・まこと)

1990年5月11日生まれ、大阪府出身。2005年の日本ジュニアゴルフ選手権(女子12~14歳の部)優勝ほか、アマチュア時代から多くのタイトルを獲得、出場したレギュラーツアーでも多くのローアマを手にし、注目を集める。2009年プロテスト合格。現在はメディアなどで幅広く活躍中。

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