モノづくり
2025/12/22
宇都宮市立平石中央小学校にてICTを活用した遠隔授業「新しいスポーツウェアを考えよう」を実施
当社は2018年度より、静岡大学及び一般社団法人「プロフェッショナルをすべての学校に」と協力し、スポーツ人口の拡大と地方・離島の学校における教育格差の解消を目的としてICT(Information and Communication Technology)を活用した遠隔授業に取り組んでいます。
今年度は「新しいスポーツウェアを考えよう」をテーマに、第5回目として、12月15日(月)に宇都宮市立平石中央小学校の5、6年生13人を対象に授業を行いました。
学校の子どもたちが、自分たちが着ている体操服の課題や、困っていること、それに対する解決案などの発表を行い、当社社員が講師として素材やデザイン面など、様々な角度でアドバイスをしました。
宇都宮市立平石中央小学校の子どもたちが一人ひとり発表する様子
以下、小学生のアイデアと講師のコメントを紹介いたします。
(小学生)「今の体操服のデザインが好みでは無いため、雷をイメージした体操服をデザインしました。」
(講師)「デザインに工夫があると思わず着て運動したくなる良い体操服です。」
また、その後の質疑応答では、
(小学生)「1つのスポーツウェアを作るのにどれぐらいの時間がかかりますか」
(講師)「1年前から来年はどんな服が売れるのか考えて、素材も選んで作っています。」
(小学生)「仕事のやりがいを教えてください」
(講師)「街中でデサントの商品を身につけている方を見つけたときはやりがいを感じます。」
など、当社の仕事に関連した質問が多く出ました。
授業後には子どもたちから、
「プロ⽬線でのデザインの意⾒や、改善点をわかりやすく教えてもらって、勉強になった。」
「スポーツウェアづくりで⼤事にしていることや、仕事のやりがい、作るときに⼤切にしていることなど詳しく教えてもらって、プロの仕事の難しさと、同時に嬉しい瞬間を知ることができた。今度、⾃分でもデザインしてみたいと思った。」
などの嬉しい感想を頂きました。