モノづくり
2025/10/09
茨木市立清溪小学校にてICTを活用した遠隔授業「新しいスポーツウェアを考えよう」を実施
当社は2018年度より、静岡大学及び一般社団法人「プロフェッショナルをすべての学校に」と協力し、スポーツ人口の拡大と地方・離島の学校における教育格差の解消を目的としてICT(Information and Communication Technology)を活用した遠隔授業に取り組んでいます。
今年度は「新しいスポーツウェアを考えよう」をテーマに、第3回目として、9月19日(金)に茨木市立清溪小学校の5、6年生6人を対象に授業を行いました。
学校の子どもたちが、自分たちが着ている体操服の課題や、困っていること、それに対する解決案などの発表を行い、当社社員が講師として素材やデザイン面など、様々な角度でアドバイスをしました。

茨木市立清溪小学校の子どもたちが一人ひとり発表する様子
以下、小学生のアイデアと講師のコメントを紹介いたします。
(小学生)「取り外しできる袖を使うことで、暑い夏と寒い冬のどちらでも着られるようになっています。」
(講師)「1着の体操服で1年間着用できるのはとても良いアイデアです。」
また、その後の質疑応答では、
(小学生)「服を作る時に一番気をつけていることはなんですか。」
(講師)「誰がどんな場面で着用するのかを良く考えてデザインをすることに一番気をつけています。」
(小学生)「他の国との交流があると思いますが、みなさん外国語が話せるのですか。」
(講師)「デサントは中国でもたくさん展開をしているため、英語に加えて中国語を話せる人が多いです。」
など、当社の仕事に関連した質問が多く出ました。

授業後には子どもたちから、
「たった⼀着の服を作るのにもたくさんの⼯夫があることがわかりました。」
「デサントの出前授業を受けて、⾃分のアイデアを伝えるのが楽しいと思いました。」
などの嬉しい感想を頂きました。
今年度はあと2回のICT授業を開催予定です。
