モノづくり

2022/09/01

長崎県島原市立布津中学校にてICTを活用した遠隔授業「新しい体育着を考えよう」を実施

当社は2018年度より、静岡大学及び一般社団法人「プロフェッショナルをすべての学校に」と協力し、
スポーツ人口の拡大と地方・離島の学校における教育格差の解消を目的としてICT(Information and Communication Technology)を活用した遠隔授業に取り組んでいます。

今年度は計5校での遠隔授業を予定しており、その初回として「新しい体育着を考えよう」をテーマに7月6日(水)に長崎県島原市立布津中学校にて授業を行いました。

布津中学校の方が描いてくださったウェルカムボード

当社の商品企画チームのマーチャンダイザーとデザイナーが講師となり、
「着脱しやすいように、体操着のシャツの前面にファスナーをつけたい」という意見には
「前にファスナーがあるとボールが当たった時に怪我をするなど危険がある」という具体的な事例からのアドバイスや、
「サイズが大きいのでフィット感がほしい」という意見には
「中学生は成長期なので、親御さんは大きめのサイズを買ってしまうのかも」と親御さんの視点からのアドバイスなど、
学生が事前に考えた体育着のアイデアに対して、様々な角度から商品企画担当者ならではの回答をしました。

実施後の生徒へのアンケートでは、
「私たちの考えた体操服のアイデアに対して意見をもらえて、すごく良い機会になった」
「自分たちのアイデアが最適なのか、どこが改善点なのかが分かっておもしろかった」
「私たちが普段着ている洋服には、たくさんの見えない工夫がほどこされていると知れた」
といったコメントをいただき、商品企画の楽しさや難しさを実感できる授業になりました。

今年度は、今回の布津中学校のほか、11月に3回、1月に1回開催予定です。

 

イベントの詳細は下記ページをご確認ください。

https://progaku.com/2022/07/13/descente-12/