健康な体と心

2022/09/02

ゴルフがまだパラリンピックの正式種目ではないって知っていましたか?

デサントグループは、SDGsの取り組みに賛同し、「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」という企業理念のもと持続可能な世界の実現に貢献をしていきます。
義足を自身の特徴と捉え、自分らしさを忘れずスポーツを遊んで楽しむことができるということをまさに体現している『デサント』ブランド契約のプロゴルファー、吉田隼人(よしだ はやと)選手のトレーニングに同行させてもらい、お話を伺いました。

2016年のリオ五輪よりオリンピック正式種目に112年ぶりに復活したゴルフですが、実はまだパラリンピックの正式種目ではありません。

「一人でも多くの方に障がい者ゴルフという競技を知ってほしいです。国際ゴルフ連盟も、2028年のロサンゼルスオリンピック・パラリンピックでは正式種目として採用されるよう取り組んでいると聞いています。」

「日本でも、世界でも障がい者ゴルフへの理解はまだまだです。多様なハンディキャップがあるので、整理するのが大変なのかなとは思うのですが、自分にできることは、まずは自分が活躍して一人でも多くの方に知ってもらうことだと思っています。」

「僕にとって義足は自分の特徴のひとつだと思っているので、ハンディキャップとは思っていません。足りないと思うのではなく、あるものを最大限に活かして楽しんでいくということが自分らしいなと思っています。健常者のプロゴルファーとプレーをする機会もあるのですが、自分にとっても勉強になるのと同時に、相手の方にも”身体の使い方の参考になった”と言ってもらえることもあります。2028年のロサンゼルスパラリンピックで正式種目として採用されることを信じて、これから6年間、いろいろなチャレンジをしていきます。とても楽しみです。」

そんな吉田選手の夢は、障がい者ゴルフの世界ランキングで1位になり、さらにゴルフ競技がパラリンピックで正式種目に採用された暁には表彰台に立つことです。
吉田選手の応援、よろしくお願いいたします!

吉田選手のインタビューは下記のYouTube動画にて公開中です。是非ご覧ください!

吉田 隼人(よしだ はやと)
1983年7月27日生まれ、神奈川県川崎市出身。24歳の頃、バイク事故で右足大腿から下を損傷したのがきっかけとなり大腿を切断するも、30歳の頃に友人からの誘いでゴルフを始め、才能を開花。2018年には日本の障がい者ゴルファーNo.1を競うオープンゴルフ選手権で3位入賞を果たし、2020年、2021年には同大会連覇を達成。

撮影協力 よみうりゴルフ倶楽部

動画制作 SPACE DOG FILMS
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