アルペンスキー日本代表・皆川賢太郎選手が着用する
レーシングスーツについて

2010年1月27日

株式会社デサントは、2月12日より開催される第21回オリンピック冬季競技大会(2010/バンクーバー)にアルペンスキー日本代表として出場する皆川賢太郎選手(竹村総合設備スキークラブ)に、競技用ウェア「スラローム2ピース」をサプライいたします。
1/100秒をより速く滑るのに最も重要なファクターは、アスリート自身のパフォーマンスです。そんなアスリートをサポートするために、これまでは、いかにウェアの空気抵抗を減らすかがウェア開発の一番のポイントでした。今回は、それに加えて、「アスリートに働きかけるウェア」の開発に着目しました。そこから生まれたのが、「エナジーサポート」コンセプトです。筋肉や姿勢をサポートすることにより、アスリートのエネルギーを効果的に引き出します。

<機能ポイント>
@「エナジーサポート」コンセプトに基づき、アスリートのエネルギーを効果的に引き出す
→ 新開発の「デサント・e-ライナー」がアスリートの筋肉・姿勢をサポート
A下半身の安定性と上半身の運動性を高めるため、ボディスーツとジャケットの2ピース仕様

<皆川選手コメント>
「このスーツは身体のブレを抑えてくれるので、滑っている時に安定したポジションをとれるようになりました。これを着て、バンクーバーオリンピック、がんばりたいと思います。応援宜しくお願いします。」



「デサント・e-ライナー」を装備したボディスーツ

製品詳細

<機能特徴>
スラローム競技では、空気抵抗の軽減に加えて、身体の動きをコントロールする技術や持久力など、より多くの要素が求められます。速く滑るため、勝つためには何が必要か、その要素を分析して導き出されたのが「エナジーサポート」コンセプトです。ウェアのライナー部分に用いた「デサント・e-ライナー」が、下肢への適度なコンプレッションにより筋肉の振動を押さえて疲労の軽減を図るとともに、運動機能性を確保し、アスリートのパフォーマンスをサポートします。また、ハイパワーの特殊素材を装着し、滑走時の姿勢維持、筋肉サポートなど従来のウェアにはなかった機能を搭載しました。
表地素材には、表面抵抗を軽減するドルフィンスキン(次項)を用いています。皆川選手の意見を取り入れて試作と改良を重ね、従来のワンピースから、より下半身の安定性や上半身の運動性を向上させるため2ピース仕様にしました。

ウェア裏側(前身)

<使用素材>
「ドルフィンスキン」
イルカの皮膚にヒントを得て開発した「ドルフィンスキン」。イルカの皮膚は普段は平滑ですが、速度が出ると凹凸が現れます。そのことにヒントを得て、選手がとる姿勢によって生地が伸びると、素材表面に凹凸が現れるという素材を開発。凹凸はある一定の速度に達するまでは抵抗を増加させてしまいます。したがって、必要なスピードに達してはじめて凹凸が現れるようにすることで、より抵抗の少ないスーツとなりました。この素材は、世界のトップアスリートから支持され、着用選手が世界大会で数多くの結果を残しています。

生地表面

<デザイン>
1984年に登場した「バーバーストライプ」の進化型デザイン。神聖(白)、名誉(藍)、情熱・エネルギー・闘志(赤)を組み合わせたカラーを用い、冷静沈着の中に、大怪我を乗り越えてオリンピック代表に選ばれた皆川選手の不屈の闘志を表しています。

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