クライマー・Fabrizio Zangrilliへの6つの質問。
- Q1
なぜ、極限へ挑むのか? - 極限環境へのエクスペディションは、決して一時的な瞬間運動じゃない。それはリズムであり、フローだ。長くて3ヶ月の間、精神的にも肉体的にも強くあり続けるのは、極限環境だけにしかない特有の試練といっていい。肉体的努力を怠らず、精神的な浮き沈みに対処するには粘りが必要で、それは俺が見てきたほかのどんなスポーツにもない。それに遠く離れた土地に旅して異文化に触れるっていうのは、人生にはいろんなやり方があるってことに気づかせてくれる。それも大きな魅力だね。
- Q2
過去、挑んだ数と場所は? - 遠征数は30を超えるだろうね。南極のクイーン・モード・ランドの初登攀から、ネパール、パキスタン、チベットの8,000、7,000、6,000m峰へのアルパイン・スタイルでの初登攀、パタゴニアでの登攀、それ以外にも多くの極限に挑んできた。これらすべてのエクスペディションは、全身全霊をもって臨まなければならなかった。
- Q3
なかでも忘れられない場所は? - 2005年にジャック・タックルと共にアラスカのハンティントンの“ファントム・ウォール”の左壁“インフィニト・アパリション”を登攀したときだな。アルパイン・スタイル、万全の体制、素晴らしいパートナー。言うことのない遠征だった。あと忘れられないのは、ナンガ・パルバットの“ルーパル・フェース”の新ルートに挑んた登攀。最もチャレンジングなラインを選んで、ベストのスタイルで挑んだ。頂上にこそ辿り着かなかったけど、12,000mを8週間で登りきった。やれることは全部やったけど、最後の最後で天候が味方をしてくれなかった。でも、そこで自分が成し遂げたことが、すなわち俺の能力なんだったっていうことがわかったよ。
- Q4
そのとき、あなたと共にした
Marmotは? - ルーパル・フェースのエクスペディションには、シェルに『Super Hero Jacket』、『Exum Jacket』、ダウンジャケットに『Ama Dablam Jacket』、パンツは『Scree Pant』、バックパックは『Matterhorn 42』を選び、その中に『Helium EQ』と『Alpinist Bivy』のスリーピングバッグ、『Alpinist Tent』を詰めて挑んだよ。
- Q5
次に挑む極限は? - 今ちょうど、K2とブロード・ピークへのエクスペディションに向けて荷造りしている最中さ。目的は、K2における初の商業遠征隊を率いること。もしそれが成功すれば、次にブロード・ピークの3つの山頂の単独縦走に2度目の挑戦をしようと思っている。20年以上やってきた極限へのエクスペディションの経験を、このK2のガイドでは活かしたいと思っているし、その経験と力を、高い精神の集中力が求められるブロード・ピークの縦走まで持続できることを願っている。
- Q6
そのとき、
共にするMarmotは? - シェルは『Essence Jacket』、『Precip Full Side Zip Pant』、『Cortina Pant』、『Super hero Jacket』、『Flurry Pant』、ベースレイヤーに『Midweight Bottomt』、『Koas Long sleeve shirt』、ダウンに『Greenland Baffled Jacket』と『8000M Suit』、グローブは『Alpinist Glove』、バックパックに『Eiger48』、スリーピングバッグは『CWM EQ』、『Lithium EQ』、『Helium EQ』、『Alpinist Bivy』を、テントには『Thor』の 2Pと3P、『Alpinist Tent』。このダブル・ヘッダーは高度、落石 、急峻な氷壁といった現実問題だけに集中できる最高のギアで挑まなくてはいけないし、それによって極限環境で自分の限界をさらに押し上げることができるからね。俺は自分が使っているものすべてに確信を持っていたいから、これらのMarmotと共に向かうつもりだ。
