社長メッセージ

アジア市場を中心に販売が好調に推移し、増収増益を達成。 2012年3月期第2四半期の連結業績は、東日本大震災後の国内需要の回復とアジア市場の好調によって、売上高39,940百万円(前年同期比6.9%増)、経常利益2,268百万円(同27.7%増)、四半期純利益は1,458百万円(同8.5%増)の増収増益となりました。2年目に入った中期経営計画「Compass 2010」の目標達成を目指し、グループ各社で様々な施策を推進しています。 代表取締役社長 中西 悦朗

当第2四半期の概況をご説明ください。

国内では、なでしこジャパンの2011FIFA女子ワールドカップ優勝など話題も多く、サッカー・フットサル市場が活況で『アンブロ』が好調でした。また、アウトドアの『マーモット』も引き続き好調に推移しました。海外では、現地でのオリジナル企画商品のヒットなどにより、韓国で『デサント』『ルコックスポルティフ』が、中国では『ルコックスポルティフ』が好調でした。また、『アリーナ』は2011年7月に上海で開かれた第14回FINA世界水泳選手権大会でも各国選手に対するウェアサプライを行い、ブランド認知に努めました。

2年目を迎えた中期経営計画「Compass 2010」の進捗および通期の見通しはいかがですか?

当第2四半期も、「Compass 2010」の目標達成に向けた施策に取り組んでいます。太陽光を遮る新素材「サンスクリーン」の展開、さらに新規ブランドとして『カルバン・クライン ゴルフ』、『デサント』ブランドのアウトドアコレクション「デュアリス」を、それぞれ国内外でスタートさせました。
海外では、特に韓国の販売が好調で、店舗数が順調に拡大しています。特に自社ブランドである『デサント』ショップの増加が著しいですが、これは、同じく韓国で展開中の『ルコックスポルティフ』『マンシングウェア』で培ってきた販売力の強さを基に、ショップを好立地に出店できたことが主な要因だと分析しています。
また、2010年12月に設立したシンガポールデサントで、2011年5月に『マンシングウェア』『ルコックスポルティフ』のショップを「シンガポール島屋」に、7月には『マンシングウェア』の旗艦店を総合リゾートホテル「マリーナベイサンズ」にオープンしました。また中国本土での『デサント』の本格展開を目指し、9月には香港の「SOGO」2店舗で『デサント』コーナーをオープンしました。
通期の連結業績については、国内需要の回復やアジア市場でのさらなる販売拡大などにより、売上高83,000百万円、経常利益4,500百万円、当期純利益2,700百万円と、いずれも5月に発表した当初の業績予想を上回る見通しです。

今回、展開を始めた新規ブランドで、特に注目すべきものは何でしょうか?

2011年秋、日本・中国・香港・マカオ・台湾を皮切りにスタートした『カルバン・クライン ゴルフ』については、早くも大きな手応えを感じています。ブランド自体が世界中に広く浸透しているうえ、全般的にリーズナブルな価格設定としたことから、多くのお客様に好評を博しています。ここ数年のシンプルなデザインに回帰しているゴルフウェアの最先端を行くもので、今後、各国での反響が非常に楽しみなブランドです。2014年の春までに、韓国を含むアジア諸国へ販売地域を拡大していきます。

皆様へメッセージをお願いします。

2012年3月期は、震災の復興に向けて、すべての日本人が力を合わせて取り組むべき極めて重要な時期となりました。「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」の企業理念の下、当社グループの全従業員が、スポーツを通じて少しでも復興のお役に立てるよう、自分たちにできることを着実に実行していきます。
また、特に自社ブランドの『デサント』については、グローバル展開をさらに強化して、より多くのお客様にご愛用いただけるよう、全力を注ぎます。引き続き、皆様のご支援とご鞭撻を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 中西 悦朗
2011年11月