取扱い絵表示について教えてください。

商品にはそれぞれ取扱い絵表示が付いています。これはJIS(日本工業規格)で定められた図柄に基づいたもので、家庭用品品質表示法で規定されており、以下のものがあります。

(1)洗い方(水洗い)
記号 記号の意味 記号 記号の意味
液温は、95℃を限度とし洗濯ができる。 液温は、60℃を限度とし、洗濯機による洗濯ができる。
液温は、40℃を限度とし、洗濯機による洗濯ができる。 液温は、40℃を限度とし、洗濯機の弱水流又は弱い手洗いがよい。
液温は、30℃を限度とし、洗濯機の弱水流又は弱い手洗いがよい。    
液温は、30℃を限度とし、弱い手洗いがよい(洗濯機は、使用できない。)。 水洗いはできない。
【付記例】
“中性”の表示がある商品は、中性洗剤で洗濯することができます。

ネット使用
【付記例】
“ネット使用”などの文章が付記されている場合は、その方法にしたがって洗濯して下さい。
 

※洗濯に使用する洗剤は、綿や合成繊維などの一般衣料用として、弱アルカリ性のものなどを使用します。また、毛や絹、羽毛などの動物性繊維やポリウレタン繊維は、アルカリに弱いため中性洗剤の使用をお勧めしています。

 
(2)塩素漂白の可否
記号 記号の意味 記号 記号の意味
塩素漂白剤による漂白かできる。 塩素漂白剤による漂白はできない。
 

※漂白剤の種類には、主に塩素系漂白剤と酸素系漂白剤などがあります。塩素系漂白剤は、主に白物の綿・ポリエステル・麻などの漂白に使用、色もの柄物には使用できません。酸素系漂白剤は、塩素系ほど強い作用はなく、塩素系では漂白できない色・柄物や化学繊維の漂白ができます。

 

※JIS(日本工業規格)絵表示には、塩素系漂白剤のみの規定があり、酸素系漂白剤の図柄はありません。

 
(3)アイロンの掛け方
記号 記号の意味 記号 記号の意味
アイロンは210℃を限度とし、高い温度(180〜210℃まで)で掛けるのがよい。 アイロンは160℃を限度とし、中程度の温度(140〜160℃まで)で掛けるのがよい。
アイロンは120℃を限度とし、低い温度(80〜120℃まで)で掛けるのがよい。 アイロン掛けはできない。
【付記例】
”の表示がある商品は、あて布のご使用をお奨めします。
   
(4)ドライクリーニング
記号 記号の意味 記号 記号の意味
ドライクリーニングができる。溶剤は、パークロロエチレン又は石油系のものを使用する。 ドライクリーニングができる。溶剤は、石油系のものを使用する。
ドライクリーニングはできない。    
 

※ドライクリーニングとは有機溶剤での洗濯です。パークロロエチレンは油汚れに対して溶解力は大きい(汚れがおちやすい) ですが、その反面、生地の傷みが大きくなります。また、石油系は油汚れに対して溶解力は小さいが、生地の傷みも小さいという特徴があります。

 

※水洗い可能でドライクリーニングに耐えうる商品はこの図柄は省略されている場合があり、家庭用品品質表示法でも省略が認められています。

 
(5)絞り方
記号 記号の意味 記号 記号の意味
手絞りの場合は弱く、遠心脱水機の場合は、短時間で絞るのがよい。 絞ってはいけない。
 

※絞りに対して注意の必要のない商品は、この図柄は省略されている場合があり、家庭用品品質表示法でも省略が認められています。

 
(6)干し方
記号 記号の意味 記号 記号の意味
つり干しがよい。 日陰のつり干しがよい。
平干しがよい。 日陰の平干しがよい。
 
 
これらの絵表示は、各商品の特性に基づいて設定されたもので、ご家庭でどのような取り扱いをすればよいかの情報をご提供するものです。絵表示の図柄には、<洗い方>、<塩素漂白>、<アイロン>、<ドライクリーニング>、<絞り方>があります。商品によっては、すべての図柄がついていない場合もあり、たとえば、<洗い方>が洗濯機や手洗いなど水洗い可能で<ドライクリーニング>の図柄がない場合は、ドライクリーニングは可能という意味で、家庭用品品質表示法でも省略が認められています。

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