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山頂に1日700杯売れる「なめこ汁」!? 登って食べたい高尾山の登山メシ

山頂に1日700杯売れる「なめこ汁」!? 登って食べたい高尾山の登山メシ

都内からのアクセスが良い登山スポット・高尾山。そんな高尾山にはグルメスポットも多いのをご存知ですか? 実際に高尾山に登ってみて、どんなグルメがあるのかをライターが調査してきました。

▲お土産店の立ち並ぶエリアを抜けると、一気に山らしい雰囲気に

サル園やビアマウントなど、アミューズメント施設も多い高尾山ですが、実は2007年にミシュランガイドの三つ星を獲得しています。都心からわずか50分程度で来られるにも関わらず手つかずの自然が残っているとあって、この日も多くの登山家が足を運んでいました。

1軒目 スタミナ十分! 曙亭の「とろろそば」

やってきたのは高尾山頂。「え? いきなり頂上?」とお思いの方もいるかもしれません。今回登るのは高尾山頂から城山にかけてのルート。この間に、おいしそうな料理を出してくれる茶屋があるのです。

▲高尾山頂まではロープウェイを利用しました
画像提供:高尾山公式ホームページ/高尾登山鉄道株式会社


城山に向けて、いざ出発!……の前に、腹ごしらえをしたいところ。高尾山頂にも数件の茶屋があるので、まずはここで高尾山グルメを堪能します。

▲曙亭 (あけぼのてい)

住所 東京都八王子市高尾町2176
TEL 042-663-1386
営業時間 10時~16時(なくなり次第終了)
定休日 木曜日

数件の茶屋が立ち並ぶ高尾山頂エリア。その中で最も展望台に高い場所に位置している曙亭は、食事をしながら壮大な景色を眺めることができます。

もともと高尾山は高尾山薬王院(天平16年(744年)建立)があることから、修験者の修験道となった場所。明治時代になると高尾山薬王院の参拝客に対してスタミナをつけてもらおうと振る舞うようになったのが「とろろそば」なのだそう。現在でもとろろそばを提供する店が多くあるのはそのためなのだとか。

▲曙亭のとろろそば(1,000円)

▲相席した他の登山客と談笑するのも、登山メシの楽しみ方

曙亭のとろろそばの特徴は、歯ごたえにバラつきを出すため1杯のそばに細麺と太麺の2種類を使っていること。八王子市内の製麺所にオリジナルオーダーを出して、その日の朝に打ったものを入荷しているそうです。
濃厚なとろろは、機械ではなく従業員が擦ったもの。擦りたてを食べられることが風味の良さにつながっているみたいです。

▲暑がりさんにうれしい、冷たいとろろそば(1,000円)も

2軒目 自家製みその優しい味わい 細田屋の「みそおでん」

高尾山山頂から20分で到着する紅葉台。あたり一面に紅葉の木が生い茂り、ゆっくりと秋を感じることができるエリアです。

▲秋に訪れたらこんな景色が見られるそう

この紅葉台にある茶屋「細田屋」は、創業80年以上という老舗。どんな料理がふるまわれているのか楽しみです。

▲奥高尾 細田屋 (おくたかお ほそだや)

住所 東京都八王子市南浅川町4225
営業時間 10時~15時(土日は9時半~16時)

▲細田屋の「みそおでん」(400円)

▲木々に囲まれながら食べられるのも登山メシの醍醐味

このお店で開店当時から続くみそおでん。使われている田楽のみそは自家製で、赤みそと淡色みそと砂糖を独自の配分で混ぜたものなのだとか。店主のお祖父さんの代から続くこの味を、今は店主の奥さんが守っているそう。甘じょっぱい味が登山の疲れを癒してくれます。

▲同店の「冷やっこ」(400円)と「ところてん」(350円)

ほかに、冷やっことところてんも。ところてんは、醤油と酢を合わせた出汁にカラシを添えた関東風のもの。しょうがやみょうがなどの薬味が効いた冷やっこもおいしいです。なかには、茶屋でビールと料理を注文し山の中で宴会を楽しむ8人ほどのパーティーもいました。確かに細田屋の料理はビールに合いそうです……。

3軒目 1日700杯出ることも!? 城山茶屋の「なめこ汁」

高尾山頂から城山山頂にかけては、2時間程度で到着します。

▲通過地点の一丁平。ここには茶屋がないので要注意

▲城山山頂からの眺め。晴天の日は富士山が見えることも

ここは70年以上続く老舗茶屋。名物の「なめこ汁」は40年以上続く同店の看板メニューだそうです。

▲城山茶屋 (しろやまちゃや)

住所 東京都八王子市裏高尾町1885-2
TEL 042-665-4933
営業時間 9時~17時(12月2週目から3月上旬の冬季期間は9時~15時半)

▲しょうゆ味の「なめこ汁」(250円)

▲何杯でもおかわりできそうなさっぱり味のなめこ汁

高尾山ではみそ味のなめこ汁をふるまう茶屋が多いですが、同店では「時間が経っても味が煮詰まらない」という理由から先代が愛したしょうゆ味を守り続けているのだとか。なめこ汁の水は、裏高尾の井戸水からくみ上げた新鮮な水を使っているそう。同じ水で作られた一口サイズの豆腐もなめこのおいしさを引き立てます。

実はこのなめこ汁、多いときで1日に700杯も売れることがあるのだとか。山頂にも関わらず、おそるべし……。

▲豪快なサイズのかき氷(400円+練乳100円)

▲顔の横に置くとその大きさが一目瞭然

同店の名物はもう一つ。30センチ近いビッグサイズの夏季限定かき氷です。現在の店主が「客の驚く顔が見たい」という理由で作ったそう。数人で登ったときにはぜひチャレンジしたいメニューです。

高尾山にはグルメな茶屋がたくさん。どこの茶屋もおいしそうなメニューばかりでつい立ち寄ってしまう魅力がありました。高尾山では「食べるために登る」という新しい山の楽しみ方が見つかるかもしれませんね。

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